『〆のグルメ』土山しげる

今回ご紹介する本は『〆のグルメ』(土山しげる)です(漫画です)

グルメ漫画や食に関する本を探すのってけっこう大変ですね。アマゾンで検索したものをお気に入り登録していますが、関係ない検索結果も出てくるから…。

…ということで感想です。共感できることとしては、あああれ美味しいよね。と食べたことがある『〆』が幾つかあったこと。
『〆』に食べるものがコンビニの蕎麦だったりお土産の饅頭、おでん、インスタントうどんだったり、決してここの『〆』は美食ではないわけです。あと背徳メシってこれよね。って共感できるものもありました。
多くのグルメ漫画と違うのはこれじゃないかな。まあ私は〆としては食べないけど。

ただ、それ以上の共感できることが無いんです。
〆が主であるにもかかわらず、その各ストーリーが浅く、寧ろその前に食べてるご飯のエピソードの方が長いものもあり、じゃあ章の最後の方だけ読めば、と味も素っ気もない思いが出てくるんです。〆に対する熱い思い語りが物足りない。

それと、上で書いた通り、そもそも〆が背徳メシ的なものもあるから、「グルメ」なのか疑問です。人によって定義は違うけど、漫画のタイトルが『〆のグルメ』じゃなきゃ良かったのかも。と思いました。

まあとは言え、お金が無くても真似して作れる、食べられそうな〆の紹介だったのは、より多くの人の共感を得られる上で良かったと思うし、実際作ってみたい『〆』が私にもありました。それが、細切にしたいぶりがっことのりたまを混ぜてご飯にのせたものです。

細切にしたいぶりがっことのりたまを混ぜてご飯にのせ、
海苔で巻いて醤油をつけて食べる。
最後は昆布茶をかけてお茶漬けに。
いぶりがっこ好きとしてはたまらんよ。ご飯何杯でもいけそうですよね。
塩分が多そうなので注意ですが…。

ということで、興味のある方はkindle unlimitedで読めるので
読んでみてください。
あなたの好きな『〆』は何ですか?

ではまた!

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