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写真とは?

 中々興味深い投稿があった。
 著名な写真家が「写真とは何か?」については語った言葉を集めたものだ。

 こうして見ると、写真の意味は、撮る人によって実に様々だということが分かる。

6. アーヴィング・ペン(アメリカ):ポートレートは被写体ではなく、自分自身についてのものだ。
23. リチャード・アヴェドン(アメリカ):ポートレートは、いつも撮影者についてのものだ。


→確かに、私が撮った子どもの写真を見た人から「宮庄さんの優しさが伝わってくる」と何度言われたことか。

 まさに撮る人の「内面」が写真には表れるのだ。

25. ダイアン・アーバス(アメリカ):カメラは私が恐れるものに近づけてくれる。

→カメラマンの肩書きがあれば、オリンピックの撮影も可能になる。私にとっては、大好きなものに近付けてくれるものだ。子どもや女性に。

48. ティム・ウォーカー(イギリス):写真は夢を見る手段だ。

→私にとっての女性ポートレートはまさにそうだ!😊
 私はいつも女性を理想化して撮っている気がする。

70. ロバート・ハインケン(アメリカ):写真は意図的な虚構だ。

→モデルを理想化して撮るところはまさにそうだ。

75. ジャン=マルク・モンテロ(フランス):写真は瞬間の永遠化だ。

→写真に残した「瞬間」だけが記録として、記憶として永遠に残る。

▪️私の場合

 私が写真を定義するなら何だろう?

 撮る被写体によって変わってくる。

①子どもを撮るなら、

「写真は被写体のエネルギーをお裾分けしてもらう手段だ。」

②女性ポートレートを撮るなら、

「写真は美しき虚構であり、被写体に自らの再発見の機会を与えるものだ。」

③記録写真を撮るなら、

「瞬間を歴史に刻み付ける作業だ。」


④風景写真を撮るなら、

「自然の美しさ、人の営みの尊さを讃える作業だ。」


 写真って深い。😊

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