大学入試について
現役大学職員のHongShuと申します。入職から一貫して入学試験関係の業務を行っています。思うことがあって、noteの投稿を始めようと思います。
入試制度の多様化
一昔前までは、公募制推薦入試や一般入試が多くの大学で主流を占めていました。
私自身も、2月上旬の私立大学入試、2月下旬の国公立入試に照準を当てて、受験生時代を過ごしたものです。
しかし、そんな時代は終わりました。10月ごろがピークを迎える総合型選抜(旧AO入試)が全国の大根で多く導入されています。
ところが、多くの受験生はそこに手が回っていない。旧来型の入試対策で、年明け以降の入試に照準を合わせるだけに留まっているのではないかと感じております。
すべての受験生にチャンスがある時代が到来した
良い悪いを置いておいて、これまで常識とされてきた大学入試の形は大きく変わっています。学力だけで評価する一般選抜を残しつつ、総合力を持った方に入学してほしいと、その枠を設けられる入試が実施されています。総合型選抜(旧AO入試)です。
一般選抜に向けた、大学受験のための学習は非常に重要です。私はそれを否定するつもりは全くありません。しかし、入試は競争・選抜です。全国の受験生達と戦って、合格を勝ち抜かなければなりません。
自分が勝てるフィールドで勝負をする
面接が得意、英語が得意、小論文が得意……自分が一番得意な分野で勝負をすればいいのです。
総合型選抜は改革の最中です。しかし、まだこの入試の重要性に気が付いている人は少ない状況です。これから必ず、この入試が大きなウェイトを占めていきます。より戦略的に、大学入試を勝ち抜いていただきたいと思っています。
少しでも受験生、保護者の方々に有益な情報を提供して、役立っていただければと思います。
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