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北九州の思い出の味・資さんうどん

北九州出身の知り合いが、ここだけは必ず行ってくれ! って力説していた「資さんうどん」。

「すけさんうどん」という音だけで聞いていたので、私の中では「助さんうどん」になっていた。きっと誰もがSUKEさんと聞いたら「助さん」だべさ。

機会を見つけて北九州へ行ってみたのだが、あ! え! 想像してなかった文字でまずびっくり。「資さんうどん」とな!

資さんうどんが近所にあったら、私の食堂になること間違いない。こんな食堂があったらハッピーだろうなあ。24時間営業、もしくは早朝から営業で、うどんにおでん、ぼたもちと、人を惹きつけるラインナップ。

北九州出身の知人が、どうりで強く推すわけだ。北九州のソウルフードと言われているそうだが、創業者・大西章資さんの創業時の思いである「お客様を喜ばせたい」が溢れ出していたもね。少なくとも、私はすっかり喜ばせてもらった。

まったくの初心者なので、まずは「かしわ」を。知人が、かしわ推しだったし。

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甘辛で煮た鶏肉、北九州名物の「かしわ」入りのうどん。かまぼこに「資」の文字もいいじゃないの。

ごぼ天1本は、お店の人がサービスで入れてくれてさ。初めての資さんうどんですって話したりしていたら、こんな優しさが添えられてきた。旅ってやっぱいいもんだ。

早朝うどん、おかげで気分がよくなったもね。出汁は少し甘く感じたけども、かしわの甘みが滲み出ていたからか。あっという間に完食よ。

資さんうどんはね、もうメニューが充実しすぎていて、短期滞在では食べ尽くせないと、メニュー制覇は今回は諦めた。また北九州へ行こうって思うのは資さんうどん(と松本清張記念館と競艇場)があるからだよ。

次回はねえ、鶏天とじ丼か、カツのせ焼きうどんか、でもシンプルに丸天か。

それから、リョーユーパン

資さんうどんにすっかり気を良くして、競艇場へ。売店で見つけたリョーユーパン。このコーヒーサンドを見つけたときは、まだリョーユーパンには着目していない。だって私はLOVE♡コーヒークリームなだけだから。あ、江夏選手のスコーピオンもね。

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と、横を見るとこのパンだ👇

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明太子おにぎりじゃなくて、パン。しかも食べやすいように「ちぎり」だ。自分でちぎって食べるから結果「ちぎり」だけど、せっかくちゃんと書いてくれているから律儀にちぎるよ、約束する、かぶりつかないって。九州に来てるし明太子。

で、袋を見て気づく。リョーユーパン。初めて見たメーカー。

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ん? ビニールをかぶってる? あ、コック帽を斜にかぶってるのか。そして内股? 可愛く見えてきた。

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すぐに検索。リョーユーパンの「リョーちゃん」っていうのね。初めまして、リョーちゃん! 調べたら、マステやスマホケースなどいろんなグッズまである。九州では有名なんだね。

あ、グッズじゃなくてパンも調べた調べた。すると、ちょっと際立っているのは「マンハッタン」という菓子パンのようだ。なぜなら、『クッキングパパ』61巻に出てきたからだとか。次回はマンハッタンを探してみるか。

その土地には馴染みの食品メーカーや食べ物がある。私の故郷には、白色の薄いビニールに入った「牛乳パン」がある。私には当たり前のパンだったけど、県外の人には珍しいパンだ。久しぶりに食べたくなった。よその土地で見つけたご当地パンから、故郷を思い出す。いいねえ、こういうの。

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なんか北九州という点から、いろいろと線がつながったかしらん。見とるぞ!

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