ほんがたり倶楽部

「複雑な物事・こころをやさしく伝える」がモットー。イベント主宰、ライター、絵描きの3分…

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「複雑な物事・こころをやさしく伝える」がモットー。イベント主宰、ライター、絵描きの3分野で活動中。サステナブルについての情報を発信。環境・社会問題に関するイベントレポートの制作、書籍紹介などを行う。累計4000冊読破の本好き。目標は自分の本を出版すること。

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【自己紹介】ほんがたり倶楽部、はじめました

はじめまして。ほんがたり倶楽部と申します。 「複雑なモノゴト・こころを形に」をテーマに、活動しています。 本記事では、活動内容と連絡先をまとめました。 名前の由来もともと読書が好きで、以前は読書会(本をテーマにした交流会)によく参加していました。さまざまな読書会やイベントに参加するうちに、「自分で主催したい」という気もちが芽生えてきました。そのときに「本を通して語り、交流する場」をイメージして、「ほんがたり倶楽部」と名付けました。 イベント「交流する場をつくりたい」との思

    • フェミニズムってなに?おすすめ本・マンガ

      フェミニズムは、性別による給与格差やハラスメント、性暴力といった問題に光を当て、解決に向けて行動するものです。 性差別が深刻な日本では、「逆差別では?」「女性優遇ではないか」といった声がありますが、それは誤りです。 ▼詳しくは、以下の投稿をご覧ください。 本記事では、フェミニズムを学べるおすすめの本・マンガをご紹介します。 はじめて編『さよならミニスカート』牧野 あおい「このマンガに無関心な女の子はいても、無関係な女の子はいない」 そんなコピーに惹かれて、本屋で手に取

      • 「私が強い人間だったから、ここに立っている」―性暴力裁判で語った被害者のことば

        性暴力に遭った一人の女性が、裁判でついたて越しに加害者・弁護士・裁判員らに語ったという記事をまとめました。 性暴力に遭いながら、加害者・裁判官・社会に対して訴えた、論理的で力強いメッセージが印象的でした。 ◇ 理不尽な物事に対する姿勢 ◇ 言葉の伝え方 という点でも、多くの学びがあります。 ▼裁判の概要と被害者そよかさん(仮名)の意見陳述の全文はこちら “性暴力”裁判 被害女性が語った15分のことば (nhk.or.jp) \ぜひお読みください/ 被害者を救えない

        • 【講演レポ】ネットでの心の守り方@笛美さん

          SNSでひどい攻撃を目にして、心が痛むことはありませんか? そうしたバッシングからの心の守り方をお伝えします。 \笛美さんって、どんな人?/ 日常にある、女性の生きづらさをSNSで発信されています。 さまざまなイベント・メディアでもご活躍中です! ▼こちらのnoteも、ぜひお読みください♪ 活動するときの心がけ▼これまでの活動で笛美さんが心がけているのが以下のポイントです。 ①事実と自分の考え・気持ちを分ける ②間違えたら謝る。間違えることもある。ミスしていい! ③「自

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          【講演レポ】フェミニズムへの歩み@笛美さん

          ひとりの日本女性がフェミニズムを知り、実践していくまでの歩みをまとめました。「フェミニズムって何?」という方も、ぜひお読みください。 \そもそもフェミニズムとは?/ 「女性の生きづらさの解消を目指す運動」のことです。 ○仕事での給与・待遇の格差 ○家事育児・介護の負担 ○妊娠や出産・避妊や中絶の選択肢のなさ ○性犯罪・セクシャルハラスメント こうした問題に対して、さまざまな活動が行われてきました。ジェンダー格差が激しい日本ではまだ一般的ではありませんが、平等な社会に近づけ

          【講演レポ】フェミニズムへの歩み@笛美さん

          「それでも人生ってすてき」と思える―有川浩『レインツリーの国』

          「いろいろあるけれど、人生っていいな、恋っていいな」と思えるのが有川作品のよさです。本作でもその魅力を存分に感じさせてくれます。 人間関係でショックなことがあった日に偶然読み始めたのですが、ぼろ泣きしてしまいました。落ち着かない気持ちで読んでも、やはり有川作品は読みやすいです。 関西出身の男性・伸と聴覚障害を抱えた女性・ひとみのラブストーリーです。インターネットで知り合った二人が障害の難しさにぶつかりながら、時間を重ねていく過程に心を揺さぶられました。 「わかってほしい

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          展開が読めてもぐっとくる名作 ―C・ディケンズ『クリスマス・キャロル』

          寒い冬に温かい気もちにさせてくれる、チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』をご紹介します。 100年以上世界中で読み継がれるだけの力がある、まさに名作です。 偏屈でケチな主人公スクルージが、クリスマスの幽霊と旅をするお話なのですが、あらすじからその後の流れが想像できてしまうくらい、シンプルなストーリーです。 それでもスクルージと幽霊とともに旅する中で、誰もがもつ自分の中の″プチ・スクルージ”に気づかされ、心動かされる作品となっています。 日本では商業的なイメ

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          懐かしさやときめきで胸がいっぱいになる名作―『耳をすませば』

          実写版の公開を記念して、1995年公開のジブリ映画『耳をすませば』をご紹介します。懐かしさやときめきで胸がいっぱいになる、大好きな映画です! 読書好きの明るい女の子・雫と、ヴァイオリン職人志望の聖司の青春物語です。恋や進路に悩む中学3年生の15歳の二人の日々を描いています。 本やアンティーク、バイオリンなど、趣のあるものが出てきて、文化的な雰囲気が感じられます。 とくに好きなシーンは、映画の冒頭、雫が図書室から借りた本の図書カードで「天沢聖司」という名前を見つけ、「どん

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          “詐欺師の詐欺師”たちの騙し騙されるサスペンス―『クロサギ』

          なぜ人は騙されるのかがよく分かる傑作マンガです! これだけたくさんの注意・報道がされているのに、毎年多額の詐欺被害が報じられていますよね。 本作を読むと、詐欺は人や社会の特性をよく理解して行っているのが分かります。振り込め詐欺だけでなく、就職・家賃・貧困ビジネスなど、多岐に渡る手口を見て、「 詐欺がこんなにも世の中にはびこっているのか 」と驚かされました。 また、詐欺師は人の判断力を鈍らせ、お金などほしいものを引き出すために、あらゆる手段・工夫を凝らしています。 ・不安

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          【おすすめ本】イラスト好きであふれるように ー中村佑介『みんなのイラスト教室』

          芸術と読書の秋にちなんで、大人気イラストレーター中村佑介の著書『みんなのイラスト教室』をご紹介します! 中村佑介「みんなのイラスト教室」 | 中村佑介 |本 | 通販 | Amazon 🎨開校!イラスト教室イラストが好きな学生・若者たちを生徒に、 □ 絵を仕事にする方法 □ 嫉妬や劣等感の乗り越え方 □ 絵を描く人への接し方 などを教えてくれます✨ 生徒たちの悩みに答えながら、作品を添削していく形で進んでいくので、本当にイラスト教室に参加しているような感じがします。

          【おすすめ本】イラスト好きであふれるように ー中村佑介『みんなのイラスト教室』