統合失調症と闘う日々。

こんにちは。

私は3年前に統合失調症の疑いで入院し、その後統合失調症だと診断を受けました。


被害妄想や不安との闘い

当時はノートパソコンを開けばインカメラで監視されていると思っていたし、スマホを使っていないときは布団の中に隠していました。誰かから監視されていると本気でそう思っていました。苦しかったです。

薬と療養のおかげで、私は早い段階でその症状を乗り越えられました。そのおかげで大学にも入ることができたわけです。でも3年間でその波は一つではありませんでした。

退院してしばらくしてから、寝る前になると誰かが家に火を放つと思い怖くて眠れなくなったり、昼間外を歩いていると誰かにつけられていると思って後ろを頻繁に振り返ることもしていました。もちろん誰もいません。その時に感じていた怖さが原因で、今も家の外に出るのは少し抵抗があります。

放送大学に入学してからは心理学を学ぶなかで公認心理師カリキュラムを目指す中で、精神医学の面白さに気づいたことでコース変更までするという。それから統合失調症を知るために様々な知識を収集するようになりました。

信頼できる主治医との出会い

私は高校生のころから精神科にお世話になっています。その頃はまだ統合失調症ではなかったのですが。慢性的な不安に悩まされていました。

高校の養護教諭の方から精神科への受診を勧められてから今に至るまで、転院を4回繰り返しました。感じが良いだけで私の苦しみを全く理解しようとしなかった精神科医(薬も出さない)。 診断と処方はしてくれるが、診察中に目が合うことがほとんどない精神科医。ベンゾジアゼピン系抗不安薬の副作用をちゃんと説明してくれなかった精神科医。

このような先生たちはほかの誰かにとっては信頼できる精神科医なのかもしれない。でも私とはなんだか合わなくて、信頼関係を築けなくて孤独に感じることが多かったです。

現在3年通い続けている病院で、統合失調症の診断を受けました。入院も経験しましたが、服用する薬の副作用について一緒に考えてくれましたし、いろんな話をたくさんしてきました。診断してくれて薬をくれるから信頼できるのではなくて、日頃のコミュニケーションのなかで、「あ、この先生のこと信頼できるかも。」と唐突に感じる瞬間がありました。

私にとって辛いこと

闘病中において、私が辛いなと感じるのは薬の服用を続けることです。そのおかげで、妄想や不安が抑えられているのは理解しているつもりなんですけどね。

私が今服用している薬は副作用で眠気が強く出ます。朝ご飯食べたあとすぐ寝て、昼ご飯の後もすぐ寝て、夕方から夜ご飯まで寝て、就寝はいつも通りの時間でといった感じ。1日12時間以上寝ていたと思います。外出していても強い眠気が襲ってきて大変でした。

活動している時間も体が重く感じたり、頭が働かないことがほとんどで不快でした。勉強もこのnoteの更新もままならなかったです。

きっと眠気とかそういった問題は、薬だけのせいではなくて統合失調症の陰性症状のせいであったり、低気圧のせいであったりといろいろ原因はあると思います。

主治医と相談して、今その副作用が少し収まっているので思えることなのですけど、私は読書や、こうして文章を書くことも、何より物事を深く考えることが大好きなんです。もう脳が疲れてしまうくらいに。それが自分にとってすごく幸せなんです。

精神科の薬を飲むうえで仕方ないような副作用で、実は日常生活であきらめなきゃいけないことも多いのかもしれません。けれどそこから目をそらさずに向き合ってくれる今の主治医には感謝しかありません。


闘病している中で、統合失調症という病気の難しさに苦しむこともあります。そんな時はどんな風に考えたらいいかをノートに書いたりします。

今日はここまでにしたいと思います。noteをもうやめなきゃいけないかと思うときもたくさんありましたが、この記事はどうしても書きたいと思っていたので、2週間以上かけてじっくり書き上げました。

私がこれまで書いてきた投稿の総ビュー数が1万を超えました。2年かけて様々な人に読んでもらえていることが本当にうれしいです。

細く長くこのnoteをこれからも続けていきたいと思います。


ではまた。













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