木曜日は週末？＠デンマーク

私が在籍するフォルケホイスコレーのコースでは、月曜日から水曜日は毎日２コマのデンマーク 語の授業があります。30分の休憩をはさみながらも、8時半〜12時までみっちりお勉強です。
木曜日は、デンマーク語１コマと、デンマーク文化が１コマです。毎日宿題があり、それなりに緊張して過ごしています。

金曜日は、世界の課題についてディスカッションする授業（１コマ）が終わると、もう１つのコース（アウトドアレンジャーコース）と合同で対話の時間があります。昼食前にハウスミーティングと掃除という流れです。木曜日までと比べて金曜日は少し心の余裕があります。

というわけで、この学校では木曜日が終わると「今週ももう終わり」という雰囲気が漂います。
どれほどかと言いますと、まだ金曜日があるにもかかわらず木曜日の別れ際に「良い週末を！」と間違って言ってしまうほど。

金曜日はウィークデイなので、８時1５分からの全体の集まり(Morgenen Samling)　から始まりますので寝坊はできません。しかしそこさえクリアしたら、皆さんすっかりリラックスモード。
掃除の後はお楽しみの昼食！　金曜日の昼食はちょっと豪華なんです。週末は自宅に帰る人もいるので、夜ではなく昼食が豪華なのかもしれません。

テーマに戻りますと！私の感覚ですみませんが、木曜日は週末！といえます。少なくとも私が在籍するフォルケホイスコーレでは（笑）　
金曜日の午後になると「週末に何しようかな？」と楽しい企画を立てて、心を許せる人と土日をのんびり過ごすことを本当に楽しみにしている様子です。

デンマークで働いたことがないので分かりませんが、会社でもそんな感じかもしれません。週の労働時間が日本よりも3時間も短くて、金曜日も週末気分だとして、十分な成果を上げているとすると労働効率がかなり良い社会といえます。

日本でも月末の第４金曜日をハッピーフライデーにしよう　という取り組みがありましたが、
ワークライフバランスや幸福度の視点からは大正解といえます。
（聞いたときは、なんじゃそりゃ？と思ったこと、お許しください）

デンマーク人の集合時間の守り方などを見ても、やるときはきっちりやるという国民性が見えます。気にしないことは全く気にしないので、そのギャップも面白いところです。

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