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「洗い替えを持たない」というライフハック

※いつものごとく「誰にでも適用可能なライフハックではない」ことを最初にお断りしておきます。

■洗い替え、いくつありますか?

さてタイトル通りなのですが我が家ではあまり「洗い替え」商品を持っていません。
食器拭きのタオルは5枚。台所用の手を拭くタオルは4枚。台拭きも4枚。
夜にタオル類を必ず全部洗うので、使ってもすぐ補充されます。洗うのはどうせ洗濯機ですし、乾かすのは乾燥機なので楽なものです。

■シーツの替え、意外とかさばりがち

定期的にお伺いしているお宅(※女性のお一人暮らし)では、シーツの洗い替えだけで10枚くらいあります。もちろん夏用と冬用、冬用の中でも極寒の時期と普通の寒さと…と、各種取り揃えられているわけです。
大体の人は「毎週シーツを替えるので、洗い替えは必要」だと考えているようですね。

問題なのは「何枚の洗い替えが必要か」ということ。
このお宅では「使用している1枚+9枚のストック」ということになりますが、小さなクローゼットはストックのシーツだけでパンパン。いつもぎゅうぎゅうに押し込めているので、シーツ交換の際に他のシーツがなだれ落ちてきます。

我が家では、この「シーツの洗い替え」がありません。
1人につき、夏用シーツが1枚、冬用が1枚のみ。
夏用のシーツは肌触りのいい生地とひんやり素材のもののリバーシブルタイプ。春から夏、秋までそれを使い、冬だけ冬用シーツを使うわけです。

シーツは、我が家では週一回洗濯しますが、朝起きたときに洗濯すれば夕方には乾いているので洗い替えが必要ないということに気付いたんです。

■山のような水筒に囲まれたとあるお宅

我が家では各人に1つずつ、水筒があります。つまり4人家族なので4本ですね。毎晩洗って乾かすので、これで十分事足ります。

ところが、昨日お伺いしたお宅(四人家族)では、水筒だけで15本ありました。聞きますと、「子供が幼稚園から帰ってきて水筒を出し忘れ、翌朝お茶を入れる水筒がないことがあるため、買い足し続けて気づけばこの量」とのこと。
(ちなみにパパとママはペットボトルを持ち歩くため、水筒は使わないそうです)。
お子さんのいる家庭あるあるですよね。
ところが。量が多すぎて全部は使い切れず、いずれもホコリを被っていて、「いざ必要」な時に結局使えない。
そもそも「どこにしまい込んだかも分からない」のだとか。

ストックが多すぎると「どこに何があるかわからない」状態になります。結果的にまた「買い足す」ことになり、「モノを死蔵していく」ばかり。

その点、洗い替えがない我が家の場合、なにしろひとつしかないので洗い忘れがないのです。
洗ってなければ絶対に気付くし、「替えがない」という背水の陣で臨んでいるため何が何でも洗わねばという気になるのです。

お片付けの依頼を受けると、必ずと言っていいほど「スッキリと暮らしたい」と言われますが、「スッキリ暮らす」ためにはまず「適切な在庫管理」が必要です。
そしてこの「適切な在庫管理」は、「増やす」より「減らす」ほうがうまく家の中が回ることも多い。

…まぁ、偉そうに書いているものの、私が「だいたい9時出勤」というのんびりペースで働けるからこそ、「朝洗濯して夕方にシーツを取り込む」ということが可能なのですけどもね。
ただ、朝の時間を家事に使えるように「仕事そのものを変える」という努力をした結果でもあるので、そこまで含めて「ライフハック」かな。

ちょうどおすすめに出てきたこちらのnote。

持ち物が少ししかないと心配になるんだけど、考えてみると「少し」しかないと思うから不安なだけど「必要数」がちゃんとあれば大丈夫なんだなと。

名言〜!


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