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片付けられない人が(ほかの人の家を)片付けたとき

本日、久々に汚部屋複数所有のお客様のところに呼ばれてお仕事してきました。

↑こちらのお客様です。
久々のご予約でしたが、今日は新たに別の部屋の片づけに着手したり。
久々でしたので色んな話に花が咲きます。
そんな中、お客様がなんと、

「先日、知り合いに頼まれて、片付けを手伝いに行ったんです」

と仰るではないですか! 自分のお家を片付けたおかげで、何となくやり方が分かるようになってきたのかもしれません。他人の家の手伝いまでできるようになるとは、いい効果が出ているようです。そして、心なしかご自宅の片付けも進んでいるような印象でした。本当に驚き!

自宅の片付けができない人でも、「他人の家の片付けは好き」と言う人は結構いるんです。やっぱり「片付けは気持ちいい」んですよね。ごちゃごちゃした目の前の空間がきれいになっていくのを「気持ちいい」と感じるのは、人間だけが持ってる才能なんじゃないかとさえ思います。(※ただ、「本人の意思を無視して勝手に捨ててしまう」などのトラブルも多いので、慎重にお願いしますね)

ところがですよ。お客様曰く、

「その知人、どうしても物を捨てようとしないんです。『これは要るの?』って聞いても、そのモノにまつわる思い出話を延々と続けて、結論を出してくれないんです。本当にイライラしました~」

そんな話を聞かされたワタクシ。

「あ な た も そ う で し た け ど ね !!??」

と言いたいのをぐっと堪えまして。
「片付けの現場ではよくあることですよ~」とだけ返し、内心苦笑いでした。

「思い出」というのは片付けの現場では本当に厄介です。思い出ならまだしも、「思い入れ」だったり「思い込み」だったりすると、さらに手が付けられません。

そう言うのを客観的に捉えるためにも、公平な第三者、とりわけ整理収納アドバイザーなどを同席させると片付けが捗るというのは、今さら頷ける話ですな…(他人事のように言う)

仕事としてお伺いする分には「思い出話に付き合ってあげると結構潔く手放すことができる」と言うことも分かるんですが、お友達相手にボランティアで手伝いに行ったりすると、イライラするのでどうぞお気を付けて(笑)

お客様相手にこう言えたらいいんですけどもね…

思い出なんかいらん

(最近ハイキュー!!にハマりました)(分かる人だけ分かるネタ)

思い出なんかいらんねや…ちゃんとすんねん…ブフォ(≧∇≦)


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