見出し画像

オタクの生前整理:3日目

■一家全員オタクな家族(姉弟全員昭和生まれ)が訳あって実家の生前整理に挑んでいます。いろんな暗黒歴史が出てきて心臓が持ちません。


■3日目に突入しました


やってもやっても終わりません(涙滂沱)
「推しごと」のゴミに加えて当然のように正規の「お仕事」のゴミも大量に出てくるわけでして、何度古紙を捨てに行ったことでしょう。
そういえば最近「古紙回収BOX」(名称は場所によってさまざま)なんてものが街中に設置されているのを見かけるようになりました。「国際紙パルプ商事」さんというところが運営しているようなのですが、どういう意図でこの活動をしているのか? 少し調べてみましたが、「へぇぇ…」という感じです。

もちろん古紙とその他のゴミは入念に分別して!
古紙回収ステーションを利用させていただいております、ありがたい。


■フィギュアの手放し方

フィギュアも続々出てきて、手放すフィギュアは最終的に100体ほどになりました。
「古すぎて売れないだろうから捨てたほうがいいよ」と弟から助言いただいたものの、私もオタクですから、なるべくなら誰か大事にしてくれる人の手に渡ってほしいと願います。(さすがに量が量なので、ネット買取を利用させてもらっていますが)
いつもは薄い本を買うのでお世話になっている「駿河屋」さんのアカウント、捨ててなくてよかった…(しかし相当怪しまれているような気がしてならない)
同業者のみんな~、オタクグッズの買い取りだったら駿河屋さんおすすめですよ!(※ステマではない)


■エンディングノートのこと

最近はお若い方が、イベント直前の追い込みで急死するというようなこともよく耳にします。
そして葬儀で「この子の作った薄い本です」と弔問客にお手製同人誌を配布されてしまうなどの二次被害も出ているのだとか…
そういうことのないように、生きているうちに、せめて
(1)どういうジャンルで活動をしていたのか
(2)自分の死後それらのグッズをどう処理してほしいのか
など、遺言とまでいかなくても簡単に書き記しておくことの必要性を感じました。
エンディングノート」というものが市販されています。別にノート形式でなくてもweb上でも無料でいくらでも存在しますので、ぜひにご活用ください。


今回作業をしていて痛感したこと

今回作業をしていて(現在進行形ではありますが)
「このタイミングでよかった」
ということ。
もしこれがあと10年先だったら、体力的にも厳しかったと思うのです。
大量の古紙とフィギュアを抱えて何度も階段を上り下りし、車に積んで古紙回収ステーションに駆け込むのはおそらく今回が限界。

人はいずれ死ぬのです。
死なない人はいないのです。
「死んだ後のことなんか知るか」
という人も多いんですが、
推しのグッズが業者によって「ゴミ」にされてしまわないように、気を遣ってあげてもらえると嬉しいです。

そしてそれは、生きているうちにしかできませんから…!

閑話休題で3.5日目のお話に続きます↓


もしサポートのご意思があるなら、お気持ちだけで。別の困っている方へ直接ご寄付ください。私と私の家族は元気なのでnote経由のサポートの必要はありません(*'ω'*)