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005.好きなひとの好きなところ


「地元が沖縄って、超いいよね」
なんて 関東に住んでいたときにはよく言われた。

「やっぱり?わたしもそう思う」
合わせてそんな風に答えていたけれど
何が超いいのか本当のところはわからなかった。

沖縄が好きだ。
それは紛れもない事実だし
わたしはこの島の自然に何度も救われてきた。

悩んだときは満天の星空に己の小ささを教えてもらったし
思考が纏まらないときは波の音に心を落ち着かせてもらった。

どれだけ救われてきたかって、それぞれの事象で詩が、そうだな。
5篇は書けるくらいには救われてきた。(5つだけかい)


けれど、そこにあるのはたぶん、どこが地元であっても存在する物事で
例えばカエルの鳴き声や
光をまとう稲穂なんかがそれにあたるんじゃないかと思う。


それでも、わたしはこの島が好きだ。


ある程度田舎であれば
星空や波の音の代わりはきっとあるかもしれないのに
新たに別の場所を探そうとは思わなかったのは、
ここが自分の生まれ故郷だからという他ないのだれど

なんで沖縄なんだろう?
なんで惹かれるんだろう?
なんで還りたいんだろう?

考えてみるけれど
その答えはなかなか見つからない。


そんなふうに歪んだはてなを伸ばしたいときはいつも
「何をしたいか」よりも
「どう生きたいか」に思いを巡らせてみる。


わたしは、どう生きたいのか。


心穏やかに暮らしたい。
信じたい人と、信じたい未来へ向かいたい。
誇りを持って生きていたい。
大切な人を大切にできる自分でいたい。
世界の美しさにニュートラルに感動できる自分でいたい。


それがストレスフリーでできる場所が
結果的にきっと沖縄だったんだなあ。

なんというか、上手く言えないのだけれど

向こうはちょっと、頑張る人の街。って感じだった。

決して沖縄の人が頑張っていないと言いたいわけではないのだけれど。笑

効率を意識して、メリットを考えて、できるだけ早く、少しでも多く、より価値のあるものを、


だあーーーーー


書いていても改めて思うのだけれど
バランスを取りながらやっていくことがわたしには難しかったな。

本音と建前とか、その言葉の真意とか、お察しみたいなこと、
いつもいつも考えて対話していた。
そういうことを今まで考えずに生きてきたから
とっても気を張って話していた。そりゃあ疲れるよね。



もちろん得られたことも山程ある。

それは例えば
『説明不要で伝わる「価値」を身につけること』
だったりするのだけれど

わたしの場合は
その「価値がなんなのか」を自分でもわかっていなかったから
ずれて、苦しかったんだろうな。


ずれずに一致していたら、
最速で価値を高められる環境だったと今でも思う。

そして同時に
「恵まれた環境」と「自分に合う環境」は違うし
そのどちらを選んでも間違いではないとも思えるようになったんだよね。



だから、一旦、軌道修正です。
自分が生きたいように、生きるために。


すごーく広くてまとまりもないのだけれど
沖縄の文化、歴史、経済、郷土芸能、民芸品、とかとか。

好きだと言う割になにも知らないこの島のことを
自分なりに調べてみたり、ひとに会ってみたりしながら
知っていきたいなと考え中です。
きっといろんなヒントに出会えそうな予感がしています。


わたしの周りには本当に魅力的な人がたくさんいるので
「お話きかせてください」とお声掛けさせてもらうかもです。
そのときはどうぞゆたしくうにげーさびら。

なんだか今日はいつもに増してまとまりがないです。苦笑

でもでもこのぐるぐるの途中経過も一緒に
残していきたいなと思ったのです。

ひゃー。

最後まで読んでくださって本当にありがとうございます。


自分がすきなひとのどこがすきかって
知らなくてもいいっちゃいいのだろうけれど
知った上でやっぱりすきだなって言えたら
それもまた素敵だなって思ったのです。

最後は「存在がすき」って言うに5,000票。笑

それではきっと またあした。

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