“かみさまのなみだ”

“愛しさ”を感じたときに流れる涙の正体。

それは神様の涙だ。

誰かを 何かを

愛でて 愛している人をみると

涙が出てきてしまう

その人が愛している対象はもちろんだけど

その人が“愛の視線を注いでいる姿”そのものが美しい

そんな姿に わたしたちのなかの神様は

同じ愛を感じて共鳴するのね

その人の姿に 同じ神様の愛を感じるのね

それは涙という 目に見えるものとして現れる

子供を見つめるお母さん お父さんの眼差し

愛しいものを撫でる  抱きしめるあたたかい手

我が子を一生懸命 守り育てる動物たち

恋人を愛おしむあなた

自然を愛するあなた

自分を愛するあなた

全てのものの神様の愛に

わたしたちの中の神様は その愛に共鳴する

心が揺さぶらる

それは感動すること

心が 感情が 動くこと

神様はきっと感動屋さん

わたしたちの中の愛の神様は

わたしたちの肉体を通して

涙を流して その存在を教えてくれている

ただ愛を感じている姿

その姿が美しい