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ぐるぐる思考の対処法



ぐるぐる思考とは


ネガティブな出来事を繰り返し思い出し、くよくよと考え続けてしまう状態のことを呼びます。

どんな人に多いかというと…
・真面目で完璧主義
 自分の言動に対して責任感を持っているため、自分の言動や行動がその場 にふさわしかったか振り返り、反省してしまう傾向にあります。

・優しくて思いやりがある
 相手を気遣い、反応を気にし過ぎる傾向が見られます。

・繊細で周囲に敏感
 デリケートに物事を捉えてしまうため、相手のちょっとした変化にも反応してしまい、マイナスに捉えてしまいやすいといえます。

まとめると、真面目で繊細な性格が裏目に出やすい、とされています。


ぐるぐる思考の二つの種類

■リフレクション
過去に嫌なことが起こった理由を振り返る、ぐるぐる思考のことを言います。

「あの時なぜ、自分は失敗してしまったのだろう?」
「あの時、○○していればよかったのに」

■ブルーディング
失敗の理由を自分自身のふがいなさや、自身をとりまく環境の理不尽さなどを探してしまう思考のことを言います。

「もっと○○なら良かったのに」「こんな身体に生まれていなければ」というように、過去の自分を否定して理不尽な状況に不満を募らせてしまうのです。


2つの対処法

① 別の事で気をそらす

  • 読書する

  • ヒーリング動画などを流し、呼吸を深く整える

  • 外に出る、散歩する

  • 今の気持ちを紙に書き出す

  • 軽い運動や筋トレをする

  • 好きなものを食べる

  • 音楽を聴き、歌う

  • 家の掃除をする

別に事で気をそらすのがポイントです。

② 自分に問いかけ

「私はこれからどうしたい?」
起きてしまった過去のことではなく、これからどうしたいかを問いただしてみましょう。
悩まなくて良いことに気づけるかもしれませんよ。

「その人は私にとって大切な人?」
人間関係も断捨離が必要です。
これを機に、本当に大切な人かを考える機会かもしれませんよ。

「頑張ったところはどこ?」
できなかったことに目を向けるのではなく、できたことに目を向け、自分で自分を労い、褒めてあげましょう。
きっと大丈夫!って少し自信が出てくるかもしれませんよ。

ぐるぐる思考の時は、答えが出ないことや、考えても仕方ないこと、嫌われても良い相手のことだったりします。
それを踏まえて、これからどうしたいかを自分に問いかけて、心の声に耳を傾けてみましょう。


まとめ

失敗したことを引きずったり、嫌な出来事が頭から離れなかったりと、すぐに切り替えられないと辛いですし、他の事が手につきませんよね。
酷いと不眠に繋がります。
考えすぎてしまうことを責めるのではなく、意識や考えを違う方向に向けること。
そして、自分の感じた気持ちと、どうしたいかの気持ちに耳を傾けることが大切です。
小さなことでも、考えてしまうことがあったら、すぐに試す癖をつけて、習慣化しましょう。
少しずつ、ぐるぐる思考から抜け出せますよ。


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