食事は美味しさより利便性

以前こんなnoteを書いた。

食事に興味がないので、ほとんど外食をせず、そのためデートに使えるような店のストックが無いという話だ。今日、職場で食事に関する話になったのだが、この件を思い出した。そして俺は食事に興味がないというよりは、求めているのが味よりも利便性であると気がつく。

気がついたきっかけは、急に入った出張である。仕事だから行くのは別に構わないのだが、俺にとって出張はマイナスの要素が大きい。

  • 移動時間に本を読める:プラス

  • 執筆環境がクソになる:マイナス

  • いつもの筋トレができない:マイナス

  • いつもの朝食を摂れない:マイナス

  • ホテルに無料の朝食がついている:プラス

  • スーツを着る:マイナス

対して同僚は出張が羨ましいという。理由を聞いてみれば、出張先でおいしい名物を食べられるからというのだ。食事こそ自分で支払う必要があるが、移動は会社持ち。だから気分転換にもなって良い、と。

聞いてみればありふれた理由だが、俺にとっては完全に認識の外であった。というのも、俺は外食は選択肢に入っておらず、電車内で食べるかホテルの部屋で食べるかの二択で考えていたからだ。

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