健康のためには溜めるべきか出すべきか
昨日の続き。
前回書いた通り、ヒポクラテスは「ノンナチュラリア」という人の健康状態を左右する6つの環境要因を提唱した。
気、水、地
食べ物と飲み物
運動と休息
睡眠と目覚め
保持と排泄
情緒バランス
今回は5「保持と排泄」について書く。
俺は健康について考える時、「保持と排泄」を意識したことはあまり無かった。だが確かに言われてみれば「排泄」は重要である。糞尿が適切な頻度で出ていなければ、不健康であると言えるだろう。また、その質も健康のバロメーターとして機能する。
幸いにも俺は排泄で困っていない。おそらく2と3をそれなりに気をつけているからだろう。食物繊維の多い食事をとり、平均で1日に1万歩は歩く。便秘にも下痢にもまずならない。上手くいっているから排泄を気にかけていなかったわけだ。
とまあ、このように俺は「保持と排泄」と聞いて、完全に糞尿のことしか頭になかった。もちろん糞尿はこの章で取り上げられている。だが、「保持と排泄」で意識すべきものは他にもあった。
糞尿の他にがっつり取り上げられているものには以下がある。
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