見出し画像

健康のためには溜めるべきか出すべきか

昨日の続き。

前回書いた通り、ヒポクラテスは「ノンナチュラリア」という人の健康状態を左右する6つの環境要因を提唱した。

  1. 気、水、地

  2. 食べ物と飲み物

  3. 運動と休息

  4. 睡眠と目覚め

  5. 保持と排泄

  6. 情緒バランス

今回は5「保持と排泄」について書く。

俺は健康について考える時、「保持と排泄」を意識したことはあまり無かった。だが確かに言われてみれば「排泄」は重要である。糞尿が適切な頻度で出ていなければ、不健康であると言えるだろう。また、その質も健康のバロメーターとして機能する。

幸いにも俺は排泄で困っていない。おそらく2と3をそれなりに気をつけているからだろう。食物繊維の多い食事をとり、平均で1日に1万歩は歩く。便秘にも下痢にもまずならない。上手くいっているから排泄を気にかけていなかったわけだ。

とまあ、このように俺は「保持と排泄」と聞いて、完全に糞尿のことしか頭になかった。もちろん糞尿はこの章で取り上げられている。だが、「保持と排泄」で意識すべきものは他にもあった。

糞尿の他にがっつり取り上げられているものには以下がある。

ここから先は

677字
この記事のみ ¥ 100

この記事が参加している募集

読書感想文

人に対し何かをしてあげるという事は、全て「見返り」を期待しての行為だ。noteのサポートは文章を読むための「見返り」である。