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福井の田舎で2年間ボドゲ会を主催して分かったボードゲーマーの3分類

はじめまして。
福井県勝山市で「勝山ボードゲームの会」というゲーム会を主催しています、本多と申します。

勝山ボードゲームの会とは?

当会は2019年1月より喫茶店の閉店後のスペースを借りて、ゲーム好きやボードゲームに興味ある大人を集めたゲーム会を月1~2回のペースで開催してきました。
数えてみたら約34回。
新型コロナウイルスの影響で不開催の時期もありましたが、人口2万人ちょっとの小さな町でここまで開催することができ嬉しい限りです。

勝山ボードゲームの会についてはコチラ
Instagram:@boardgameclub_katsuyama
Twitter:@katsuyama_bdgc

会の運営スタイル

じつば、当会が所有するボードゲームは1品もございません。
もう一度言います、所有数0です!!!

当会では参加者の皆様が持ち寄った「遊びたい」ゲームを、その日の参加者メンバーで共有し、楽しむスタイルをとっています。
ゲームのルール説明(インスト)などは持ち込みされた方または過去にプレイしたことが在る方が行います。
なので、参加するメンバーが異なればその日に並ぶゲームも異なるという、ちょっと変わったスタイルで運営していました。

人数は1回につき5~10名ほど。
主にSNSや口コミを通じて新規のお客様がお越しになります。
2度ほど、地元の新聞に掲載されたときはかなりの反響がありカフェが満席になるほどでした(汗)。
現在は公式LINE「勝山ボードゲームの会」を通じて開催の連絡・告知をしています。

約2年間、ボードゲーム会を主催、運営、回しをしてきた筆者が感じた【ボードゲーマーの3パターン】を考察してみました。
この記事のココまでを読んでいただけるということは、ボードゲームまたはアナログゲームに何かした興味がある読者様。
ぜひどの分類に当てはまるのか、検討してみてください。

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①『どんなゲームがあるの!?』なルーキータイプ

ゲーム会を主催する立場、ボドゲカフェの運営側、またボドゲ好きからしたらとても嬉しい新規なお客様のタイプ。
子どもだと小学校高学年~中学生くらい、大人だと30~40代のパパママ層が多いと感じます。

きっかけとしては「コロナ禍」「YouTube」

新型コロナウイルスの影響もあり2020年3月ごろからステイホームが求められるようになりました。
しかし家の中でできることと言っても限りがあります。
そんな中、人生ゲームやオセロ、UNOといった超有名アナログゲームたちが再注目され、そこからほかのアナログゲーム、ボードゲームの人気に火が付いたということです。

文中におきまして、電気を使わないゲーム類を「アナログゲーム」と分類させていただきました。
ボードゲーム類、カードゲーム類はアナログゲーム分類における分野のひとつ、という認識です。

また人気YouTuberによるプレイ動画やアレンジゲームもボドゲ人気の火付け役です。
面白いプレイ動画が話題を呼び、それを視聴したお子様やご家族がボードゲームに興味をもち購入。

「いろんな種類のゲームがあるけどどんなゲーム?」
「やってみたいけどルールとか読んだり説明は大変。だれか教えて💦」
「たくさんありすぎて選べない!」
「やってみたいけど全部購入するにはお金が足りない!」

な方たちが、ボードゲーム会(またはボドゲカフェ)の門戸をたたいてくれるのです。

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②いつもと違う人とプレイしたい!友人発見タイプ

いつも同じ人とばかりプレイしていて少々飽きてきて、新しい友達と刺激を欲してやってくるタイプ。
「このゲーム知ってるから、他の人はどんなプレイをするのか楽しみだな」と思ってやってくるのがこのパターンの人です。

ゲームって、好きな人なら理解してくれると思うんですが、
結局のところ、気心がしれた仲のいい、何言っても何しても笑って許される友達同士でプレイするのが一番楽しいと思いますw。

だって、人狼で初日に吊るされても険悪だし、
初めての人と心理戦ゲームしても情報なさすぎだし。

だけど、同じメンバーだけでやってたら勝つ人が固定してしまったり戦法が一極化してしまったりと、マンネリ化が進んでしまうんですよね。

なので、新たなゲームに飛び込んでいくというよりかは知ってるゲームでほかの人がどんなプレイをしてくるのかを楽しむ人もゲーム会やボドゲカフェに来てくださっていました。

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③新たなゲームに触れてみたいゲーム中毒者タイプ

ボドゲの沼にはまりかけの人に多いタイプです。
ボードゲームの面白さ、奥深さ、ジャンルの多さに驚きつつも感動し、どんどんいろんな種類のゲームを遊んでみたくなっている状態のお客様。

因みに、すでのボドゲ沼にはまっている人というのは
新ゲームを遊びに来るのはもちろんのこと、自分で面白そうなゲームを探して見つけて自分で購入してしまう人です。
なのでその人の自宅には、1回しかプレイしていないゲームや、買ってから開封すらしていない「積みゲーム」があることも…

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とにかく今までやったことのないゲーム、新たに仕入れられたゲームを探してゲーム会やボドゲカフェにやってきます。
そして知らなかったゲームに触れられることにとても快感を覚える人。

このタイプの人だと、当会のような十数種類のゲームしか揃わないゲーム会では満足してくれません。
なので、専門店(数百から数千種類のゲーム)が用意されているボドゲカフェにぜひ一緒に行きましょうw
目を輝かせて6時間くらい離してくれないかもしれませんが。

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まとめ

簡潔ではありましたが、2年間ボードゲーム会を運営してきた筆者が、参加してくださったお客様の動向とタイプをまとめてみました。
ここまで読んでくださった皆様は、いったいどのタイプでしたか?

筆者はボドゲ沼にはまりかけて財布のひもが緩くなりすぎてしまった要観察対象タイプですが、
タイプ①のような新規のボドゲファンがこれからどんどん増えていって、より多くの人と、ボードゲームの楽しさを共有することが出来たらなにより幸せです。

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