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立命館アジア太平洋大学 APU 一般入試「国語」を攻略する ~2024年最新~

こんにちは。NPO塾 菅家廊下です。

この記事では立命館アジア太平洋大学 APU 一般入試 国語の傾向と対策ポイントとおすすめの参考書などを紹介していきます。

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立命館アジア太平洋大学 一般入試 「国語」の基本情報

APUの全学統一形式・学部個別配点方式の国語は、マーク形式と記述の併用です。試験時間は80分で難易度は標準的です。

2023年度 大問構成
[1] 現代文 45点
[2] 現代文 15点
[3] 古文 40点
※[4] 漢文 15点 

※漢文は文学部のみ[2]の代わりに選択できる大問です

合計100点満点です。現代文の配点が60点、古文が40点です。古文の配点が大きいので対策は必須になりますね。

各大問の特徴を見ていきましょう。

[1][2] 現代文の傾向と対策

2019年に実施の問題として公表されている問題を分析しました。

漢字の読み書きは「陶冶」「翼賛」の書き、「兆(きざ)し」「偏頗(へんぱ)」の読みが出題されました。これは標準的な問題よりも難しいです。

空所補充は[1]で接続詞を選ばせる問題、的で終わる三字熟語、四字熟語、[2]で、的で終わる三字熟語が2題出題されています。空所補充は共テにはないが私大によく出題される読解力や文章表現力を測る問題です。普段から文脈を正確に読み取る能力を高めておきたいですね。

内容一致問題は[1]で2問、[2]で3問出題されています。消去法で選択肢を少なくして文章全体の趣旨を踏まえながら、個別の文脈を正確に読み取っていけばおのずと正解が導けます。なかなか正解に辿り着けない人は、普段から言葉の概念や比喩的な表現をたくさん覚えていくと良いでしょう。

記述は「本文からの十五字以内で抜き出しなさい」というものでした。筆者の説明の根拠となる部分を特定しなさいという出題です。これも文章が正確に読み取れているかをみる問題です。

他には「文章のタイトルとして適切なものを選べ」「太宰治の作品を選べ」などが出題されていました。文学史についても出題されるので注意が必要です。

[1]『「斜陽の日本」の賢い安全保障のビジョン』(姜尚中)と [2]『兎のさかだち』(富岡多恵子) の文章は、大学入試においては比較的読みやすい文章でした。現代の社会に関連する評論を日頃からよく読み、言葉の概念の獲得に努めていきたいですね!

[2] 古文の傾向と対策

『江談抄』からの出題でした。

問1は文法で4つの助動詞の意味について答える問題でした。標準的な問題です。

内容一致問題が4問出ていて、全体のうち50%にあたります。文章読解能力が求められているので、基礎的な古文単語や文法の定着は必須です。とくに主語となる動作の主体が誰か、敬語表現に注意して丁寧に読解する練習が大切です。

主語の特定については問4で動作の主体を答えさせる問題が出題しており、古文の読解能力として重視されていることがわかります。

他には文章の空所補充もあり、高得点獲得のためには古典常識の知識も大切になってきます。

いかがだったでしょうか?
受験生のみなさん、最後まで諦めず粘り強く頑張ってください。みなさんの合格を心からお祈りいたします。

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