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【へなちょこ欧羅巴紀行】10日目 バームクーヘン発祥の地

<ご注意ください!>
このヨーロッパ旅行の日記は、2007年のものを掲載しています。
当時の情報そのままだったりしますので、ご注意ください。
特にためになる話は載っていません。
ただただ楽しんでいただけると幸いです。


▶︎ドイツ・オランダ・旅のおさらい

 スイス・チューリヒから超豪華夜行列車に乗ってドイツ入りした我々。ベルリンにしばらく滞在し、4時間かけてバームクーヘン発祥の地にいったり、白くまクヌートにめろめろになったり、大雨の中ブレーメンに行ったり、柵のない動物園に行ったりととにかくドイツ北部を巡りました。

 その後、オランダのユトレヒトに行き、うさぎのミッフィーちゃんの博物館を見学。またドイツに戻ってきて、古城ユースホステルに1泊泊まり、フランクフルト空港から、フランスパリへと移動したのでした。

ちなみに、City Night Lineの朝食は豪華でした(おかずがついてる!)


▶︎10日目 バームクーヘン発祥の地

超豪華夜行列車の旅の余韻を引きずりつつ、ベルリンでまずは宿探し。
早朝にもかかわらず、観光案内所は人でいっぱいです。
それでも、なんとかホテルを取ることができました♪
しかも、なんとベルリン動物園の近くです!
ベルリン動物園については、また後日たっぷり語ると思いますので、ここではさておき、まずは荷物をホテルに預け、またしても列車に飛び乗りました。(この日は、ユーレイルパスを使っているので、とにかく電車を使わなきゃ! ということなのです)

ベルリン駅につきました。
やはりカッコいい!
とにかくベルリン駅は近代的。チューリヒより大都会でした

この日、どこに行ったかというと、バームクーヘン発祥の地と言われる「Salzwedel(ザルツベーデル)」という街。
ベルリンの北西に位置する小さな町です。
ガイドブックにも載っていなかったこの地を訪れた理由はただ一つ!
おいしいバームクーヘンを食べること! (ちなみに、Мちゃんが調べてくれてました)

駅のインフォメーションで聞いたところ、なんと10時19分にスタートして、たどりつくのは、13時57分!
あれ? 3時間で着くんじゃなかったっけ? (参考ブログ調べ)
どうやら、まっすぐ行けばそうなるけど、あんまり電車の本数が無いため、遠回りしなければいけないとのこと。
しかもこの電車が暑くって!(冷房が効いていない)

電車は写真撮り忘れていましたが、2階だてだったりでテンション上がったものの、実はちょっと治安が悪そうだったので、ちょっと怖かった印象があります


▶︎やっと辿り着いた、バームクーヘン発祥の地


何とかたどり着いたものの、思っていた雰囲気とは違う・・・。
ちょっと、思っていたよりも都会というか、なんというか。
とにかく、駅から街の中心部と思われる方向へ歩いていくことにしました。
イラストにもあるように、途中の看板にほんろうされ、かなりの遠回り。
さみしい街並みが続きます。

イラストにも描いていますがこれが全ての発端

かなり不安になって、おじいさんに道を尋ねて、やっと中心部へ。
やっとの事で、バームクーヘンと、さらにその店のエコバッグを購入。

不安になる道
やっとありました!
毎回海外に行ったら思うけど、日本の方がディスプレイが上手

バームクーヘン発祥の地だけに、たくさんのバームクーヘンの店が並んでいるかと思いきや、なんとこの街には3軒ほどしかないようです。
3軒のうちの2軒目に足を運び、バームクーヘンをいただきます。

2件目はこちら
割とざっくり切っているバームクーヘン

とってもおいしそう♪
でも、食べた感想は、日本のものの方がしっとりしておいしかったです・・・。
やはり、日本って素晴らしい! と思ってしまったのでした。


(2007年そのままの文章)


▶︎2024年の私から

発祥の地までわざわざ足を運んでいるので、さぞバームクーヘンが好きなんだろう思っていらっしゃると思いますが、実はさほど好きではございません。
わざわざ自分で買ってまでは食べないかな。
それでもなぜここまでしてバウムクーヘン発祥の地に行ったのかというと、Mちゃんがバームクーヘン好きということが一番ですが、「〇〇発祥の地」なんて、行きたいやん? 旅先にあったら。
ちなみにバームクーヘンは嫌いではありません。
数年前にMちゃんとバームクーヘン作りの体験に行ってきました。

子供達に混じって体験してきました。

いただいたものは、美味しくいただきます。
食べたらめちゃくちゃ美味しいとは思います。
(一番好きなケーキがチーズケーキというだけの話なんです)


▶︎オススメドイツ映画

『陽だまりハウスでマラソンを』(2013年/ドイツ)

ドイツ映画は今まで観たことがなかったけど、試写でたまたま観る機会があり、「ヨーロッパ映画は難しそう」というイメージを払拭してくれた作品。

マラソンのシーンは2012年の実際のレースで撮影されたとか。
そこまでベルリン市内の観光地が写っているわけではありませんが、ベルリンの街を駆け抜けるランナーたちのシーンは圧巻です。

昔、30分感想イラストを描いていたノートで発見!

<あらすじ>
メルボルン・オリンピックで金メダルを奪取した伝説のマラソンランナー・パウルは、最愛の妻の病気をきっかけに夫婦で老人ホームに入居する。70歳を超えても心身共に健康なパウルは子どもだましのレクリエーションや規則にとらわれる施設側の態度に耐えられず、ウン十年ぶりに再びマラソンに挑戦することに。呆れ顔だった妻もパウルの熱心な姿に影響されて名サポート役に復帰し、嘲笑いしていた個性的な入居者たちも 若き日のパウルを思い出してにわか応援団を結成!ホームはパウルのおかげで賑やかに変わっていく。 ところが、大会が近づいたある日、妻が倒れるアクシデントが!さらに、パウルを施設は「老人性うつ」と診断されてしまい、自由に走ることすら許されない状況に。果たしてパウルはベルリン・マラソンに出場することができるのか――?人生の最終章に足を踏み入れたとき、人はどう生きるべきかを描いた人生賛歌!

Filmarks より


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