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小2息子に好感触、学校を休む日のスケジュール作り!大人の役目は、環境設定と見守りだけ。

先日、こんな記事を残しました。


息子が学校に行きたくないと言い出した時に備えて、1日が無駄にならずに彼の学びへつながるための仕組み作りとして、学校の休む日のスケジュールを彼自身に考えてもらうドキュメントを作ったのです。

たたき台だったけど、その後また突然学校休むこともあり、これは早急に仕組みを作った方がいいと思ったので、とりあえずたたき台のまま印刷して、テーブルの上に何気なく置いてみました。


息子が、やりたいことを考えて、書き出してくれた!

気づくかな〜どうかな〜と思っていたら、息子の名前も書いてあったからか目にとまったようで、

これ何?

と、息子のほうから聞いてきてくれました!

早速これはどういう目的のものか、あくまでもママの1つのアイディアであることを含めて、ざっくりと簡単に説明。
学校に行かない日は、長男が自分でやりたいことを考えてこの紙に書き出していくのはどうかな、例文はこっちに書いてあって真似して書いてもいいし、自分で考えたのを書いてもいいんだよ、と。

息子に説明しながら、私の中でも少しずつ新しいアイデアが生まれてきました。

例えば、そもそもこのスケジュールを運用する前提ルールを決めておく方がいいと思ったこと。
それについては息子と話して、以下のルールを書き足そうと思っています。

・学校を休みたい日の前の日までに、ママかパパにこの紙を渡して、オッケーをもらうこと
・ママにもともと用事がある日は、基本的には休めないこと

これを息子に説明した翌日は、学校に行くつもりだったようでしたが、

明日学校行くとおもうけど、ちょっと考えて書いてみていい?

と、寝る前に自分から書き始めてくれました!嬉しい!!

私が作った例文も参考にしながら、自分の言葉で書いてくれていました。
かかる時間と、始まる時間も。
しかも、かかる時間と休憩時間5分も踏まえて、次のやりたいことの始まる時間を計算して、自分でしっかり書き込んでいて、驚きました。

例文を作っておいて、良かったな〜と思いました。
全く白紙の状態で、ここはこうするんだよって言われても、なかなかイメージをしづらいだろうし、第一印象で『なんだか難しそう』と思われてしまうと、その先に進んでいくのが大変かなと思っていたので。

また、ある程度例文やフレームがある中でも、自分で自分がやることを決めて、まるで授業を組み立てることができるのが、楽しいのかもと思いました。
実は1年生の頃何回か「ぼく、学校の先生になるーー」と言ってたことがあったんです。担任の先生に憧れているんだなーと思っていましたが、そうやって、憧れの存在が行なっていることをぼくができる!という嬉しさも、あったのかなと思いました。



学校でしかできないこともある、という気付き

息子の前向きに取り組む姿を見て、学校でしかできないこともあるし、学校ではできないこともあるよなと、改めて思いました。

先日の記事でも触れたように、公立学校でカリキュラムや授業がガッツリ固められた環境では、どうしても受動的な学びになりやすい。
その点、家庭で学習をする場合には、彼自身が本当にやりたいこと、興味があること、好きなことを探求して自分から取り組んでいくという、主体的な学びを進めやすい環境ではあります。(ただ、どれだけ環境設定できて、学びを深めていけるかは、保護者など大人の手腕が問われてしまいますが。)

一方で、学校では、家族ではないたくさんの大人達との関わり、同世代や他学年との触れ合いがあります。
人間は社会的動物なので、一人では生きていけません。自分の立ち振る舞いが社会関係にどう影響して、どう構築していくのかは、家庭の外の世界で自ら体験して学んでいくしかありません。
そうした初めての社会生活を学ぶの場として、学校が最適かどうか分かりませんが、家庭よりはベターな環境であることは、確かだと思います。


大人は、環境設定と見守りに徹する

何より肝要なのは、大人の価値観を押し付けていないか、常に確認することだと思いました。

正直、私は学校を休む日の息子の過ごし方を充実させようと考えながら、学校には行かなくてもいいという価値観に傾いていましたが、先ほども述べたように学校の良さもあるし、あんまりだなと思うところもある、その感じ方は人それぞれ。
結局当事者は息子で、私はあくまでも『息子が楽しく学べる環境を整えて、見守る』という立場なだけであって、あの道この道へわざわざ彼を導いていくようなことはあってはならない、と改めて気づきました。

小さい子供はまだ脳機能が発達中なので、全てのことを自分で考えてより良い判断をするのは、難しいです。それをフォローするために、保護者が見守っていると思っています。
だから理性的な判断は大人がしてあげる必要があるのですが、一方でその判断が子供の主体的な思いを歪めていないかどうか、時折確認する必要があると思いました。

おわりに。活用するぞー

というわけで、またいつ学校に行きたくないと言い出すか分かりませんが、ある程度、息子と向き合えてきてるのかな、と思っています。
次は例のドキュメントを、息子と話し合ったフォーマットに変更してみようと思っています(*^^*)


では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!


hona

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