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以上、今年の夏からお送りしました。

26日木曜から始まった、計4日間の「テレどまつり」が終わりました。


まずは、学生実行委員の皆さん運営スタッフの皆さん祭nine.の皆さん、そして、この日のために、熱意のこもった動画をご用意くださったチームの皆さん

本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。


無事、僕の今年の夏も終わりました。


大学時代によさこいに出会い、今日に至るまで、僕にとってどまつりは夏の一大イベント。



どまつりとは、毎年8月末に行われる、日本最大級のよさこい祭りです。
今年で23回を迎えますが。昨年より新型コロナウイルスの感染対策の為、現地での開催を自粛。
そして、各出場チームから寄せられた演舞動画をライブ配信することで開催する、「テレどまつり」を開催しています。



昨年の熱気もさることながら、今年も僕と同じよさこい狂戦士たちは、画面の前で大興奮の4日間を楽しんだことでしょう。

それくらい、素晴らしいコンテンツなのです。
もっとたくさんの人に刺され、ぐされ。


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今年のファイナルには、6,000人以上の同志(視聴者)が!



貧乏に窮していた学生時代。それでも、どまつりだけには行きたかった。
そこで、青春18きっぷを使って名古屋まで、片道19時間の鈍行列車の旅を敢行したこともありました。


言うまでもなく、お尻は使い物にならなくなりました。
それも大切な記憶の一つ。

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同じよさこいサークルのメンバーと共に、熊本から名古屋への大移動中に心を躍らせた記憶。

気温38度を超える名古屋の街中で、汗水垂らしながら踊った記憶。

ファイナル出場を逃し、涙を流した記憶。

ファイナル出場チームの圧倒的な演舞を見ながら、目を輝かせた記憶。


祭り終了後、興奮してすっかり熱くなってしまった身体を、晩夏の涼しい夜で冷ましながら、宿への帰り道をゆっくり帰った記憶。


そのどれもが僕にとっては大切なもので、もはや自分の身体の一部となっています。

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もちろん、Webでの開催になったからと言って、それらがなくなってしまったわけではありません。

チームの皆さんは、現地だろうと、動画だろうと、「演舞を通して伝えたいことがある」という想いは変わらない。
そしてそれには優劣なんてものも存在しない。

応援している僕らはそのことが分かっているから、「またこの夏がやってきた」と、誰かの家で鑑賞会したり、仕事を後回しにして画面の前に張り付いてしまうのです。

終わった後には、あの満足感と少しの虚無感。

「今年の夏も終わったなあ」と。

そして四日間の非日常は、幕を閉じ、また明日からいつもの日常がやってくるのです。

でも、僕たちは踊り子達から、たくさんの勇気、情熱を受け取っています。

きっと明日、僕たちが見る景色は、少しだけ違っているかもしれません。


そんな夏を毎年楽しみにしているのです。


来年は、名古屋の地で、皆で叫びたいですね。
「この時を待っていたんだ!」と。


最後に一言。
どまつりはいいぞ。


#みんなでつくる夏アルバム

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