さおり@特別支援の本棚

自閉症児2人のひとり親|娘は2009年生まれ特別支援学校|息子は2011年生まれの特別…

さおり@特別支援の本棚

自閉症児2人のひとり親|娘は2009年生まれ特別支援学校|息子は2011年生まれの特別支援学級|Voicyパーソナリティもしています→ https://voicy.jp/channel/2636

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  • ひとり親のこと

    ひとり親になる前とひとり親になってからのことを書てます

  • クラウドファウンディングのこと

    2022年8月23日にスタートした私のクラウドファウンディングのお話し

記事一覧

今日の暮らしが精一杯と言う人々が「安価なモノ」を求めるのはいいと思うんです。
ただ、生活余力のある人々が「安いのが1番」となってしまうのは大きな問題じゃないかなと。そう言う考えが、誰かの過剰労働を生んだり、誰かの時間の搾取をしているとさえ思う。価値に正当な対価をつけてこそでしょ。

45歳、ひとり親の私が「年末までに達成したい5つのこと」

2024年も残すところ3ヶ月半。と言うことで、先日こんなnoteを書きました。日々をしっかり歩みたいと思っているからです。 けれど、年末が来たときに「達成感」を得るため…

育児休暇はが「休暇」ではない!家事・育児は仕事ではないのか?

育児休暇って、休暇じゃないですよね。 今日も、早朝の深掘りタイム。 短いコラムです。 家事・育児は仕事ではないのか?産前って、すごくしんどいんです。お腹は重いし…

自分らしさは「他者の存在」によって揺らぐよね、と思った話し

人によって態度を変えるのは良くない。 けれど実際に、一緒にいる人によって自分自身は簡単に変わってしまうんです。 これは悪いことなのでしょうか。 人生の主人公「人…

今更ですが「自分の取り扱い説明書」をやってみた

ずいぶんと前になるのだけれど、為末大さんが以下のようなツイートをされていて、ここnoteで話題になっていました。 主観と客観を織り交ぜて「自分の取り扱い説明書」を作…

【年末に向けて】8月の振り返りと9月のテーマ

9月ですね。2024年も残すところ4ヶ月しかないのか…と思うと驚きが隠せません。 毎日をしっかりと過ごしたいと思う今日この頃。8月の振り返りと9月のの見通しを書いてみ…

「老後が心配」をみんなで考えてみませんか

「老後、年金がもらえるのか不安」 私を含めて不安な人って多いのではないでしょうか。 今現在の仕組みで言えば、年金を支払っている限り年金はもらえます。みんな「最低…

「今の学校教育は意味がない」と言う大人たちが、同じ口でインプットだけをして「学んでいる」と大口を叩いている意味が、私には全くわからない。

「怒る人」
1自分の感情を抑えられなくて怒る人
2怒るのが愛情だと思い込んでいる人
3相手の成長のためあえて怒る人

前者2つはよく見かけますが、3番って年を重ねるごとに居なくなる。そもそも、滅多に怒らないのにエネルギー使って怒ってくれてた元上司。ありがたかったな。

大人は、子どもの声を聞けているだろうか?

息子が中学生になり1学期が終了しました。 発達障害という特性を持っている子の親として色々と思うことはあります。その中の一つに、学校・児相・支援機関と、たくさんの…

離婚を正解にしていく人生を、そして決断を

今日は、私自身が「人生で一番の決断をした」と言っても過言ではない「離婚」について書いてみようと思います。 *** 今月8月の下旬、家庭裁判所で離婚が決議され7年が…

女性が担う「ケア」に対し、男性がどれだけ気付けているのか?

「家事、育児、介護、家庭の雑用は女性の仕事」 男性と同じだけ働きながらも、言葉にされない女性への「お金にならない労働は女性のもの」という聞こえない意識が蔓延って…

「私は普通じゃない」と言う人たちの生きづらさについて

「普通って一体なんなのだろう?」と、最近よく思います。 というのも、私の周りには「私、変わってるから」「我が家はちょっと変だから」と、ポジティブに語る人たちがた…

すごい人とは、繋がっておいた方がいいのか?

モヤっとする言葉の一つに「繋がっておいた方がいいよ」というのがあります。今日は、ここを紐解いた短いコラムです。 ***** 年齢を重ねれば重ねるほど「つながり」…

「やりたいことが見つからない」あなたへ

個人的には、そんなことで悩む必要はないのだと思うけれど、結構悩んでる人っって多いな〜と思ったんです。 今日は、「やりたいこと」について考えてみました。 やりたい…

安全な場所から声を上げる。繋がりたいときに繋がり、関心を持ちたいときに持つ。繋がりたくないときは距離を取り、関心が薄れたらやめられる。

それは特権。そう呼ばれるものであることを自覚して近寄らないと「当事者」を踏みにじるケースが出てくる。そうした自己理解ってすごく大事なのだと思う

今日の暮らしが精一杯と言う人々が「安価なモノ」を求めるのはいいと思うんです。 ただ、生活余力のある人々が「安いのが1番」となってしまうのは大きな問題じゃないかなと。そう言う考えが、誰かの過剰労働を生んだり、誰かの時間の搾取をしているとさえ思う。価値に正当な対価をつけてこそでしょ。

45歳、ひとり親の私が「年末までに達成したい5つのこと」

2024年も残すところ3ヶ月半。と言うことで、先日こんなnoteを書きました。日々をしっかり歩みたいと思っているからです。 けれど、年末が来たときに「達成感」を得るためには「to doリスト」的なものがいるよな〜、と思ったんです。今日は、45歳、ひとり親の私が「年末までに達成したい5つのこと」、ただの戯言です。 1.食生活を改善する小さい頃から、とにかく偏食なんです。 食べたい時間に食べたいものを食べる。食事の時間にお菓子を食べることも珍しくはない。長いことバランスとか

育児休暇はが「休暇」ではない!家事・育児は仕事ではないのか?

育児休暇って、休暇じゃないですよね。 今日も、早朝の深掘りタイム。 短いコラムです。 家事・育児は仕事ではないのか?産前って、すごくしんどいんです。お腹は重いし、夜は寝れない。トイレも近いし、意味不明に身体中痒い。 そして何より暑い。あったかいとかではなく、苦しいほど暑かった。人によっては、前期のツワリより苦しい日々だと聞いたことがあります。 産後はどうだろう。産後もすごくしんどかったな。それもそのはず、人生の中でありえないほど痛い思いをして、ものすごい出血をした後、

自分らしさは「他者の存在」によって揺らぐよね、と思った話し

人によって態度を変えるのは良くない。 けれど実際に、一緒にいる人によって自分自身は簡単に変わってしまうんです。 これは悪いことなのでしょうか。 人生の主人公「人生の主人公は自分」とは言いますが、「自分」って簡単に揺らぐんですよね。私だけですかね。 置かれた場所や立場によって、その都度ちがう自分が現れる。前向きに考えると、一緒にいる人によって、新たな自分が引き出されると言うこと。 ある人の前では頼れる自分になり、ある人の前では弱い自分になる。そしてある人の前では萎縮する

今更ですが「自分の取り扱い説明書」をやってみた

ずいぶんと前になるのだけれど、為末大さんが以下のようなツイートをされていて、ここnoteで話題になっていました。 主観と客観を織り交ぜて「自分の取り扱い説明書」を作って見ることで、何かが見えてくると言うことを為末さんが提唱されています。 「みずのけいすけさん」がご自身の取説を書いていたことで、当時は大きく話題になっていました。 おそばせながら私もやってみようと思ったんですよね。 わたしの取り扱い説明書「強み」 ①息を吸うように「つい」やってしまうことは何か →考えご

【年末に向けて】8月の振り返りと9月のテーマ

9月ですね。2024年も残すところ4ヶ月しかないのか…と思うと驚きが隠せません。 毎日をしっかりと過ごしたいと思う今日この頃。8月の振り返りと9月のの見通しを書いてみようと思います。 8月を振り返るこなしたこと ・銀行との面談(仕事) ・お盆休みの仕事と子育てのタスク続きの両立(仕事・育児) ・息子と中学校と3者面談(子育て) ・娘の学校の先生と面談(子育て) ・次事業の打ち合わせ(仕事) 出来て嬉しかったこと ・岡山から帰省した友達に会う ・教授とパネルディスカッ

「老後が心配」をみんなで考えてみませんか

「老後、年金がもらえるのか不安」 私を含めて不安な人って多いのではないでしょうか。 今現在の仕組みで言えば、年金を支払っている限り年金はもらえます。みんな「最低限の暮らしを維持していくほど、もらえるかどうか」が不安なのですよね。 そこで今日は、日本の福祉制度についてみんなで考えてみたいなと思って書きます。 生活保護にみる、福祉データ老後のお金について考えるにあたり「生活保護」のお金の流れを題材に使いたいと思います。 少し古いデータ(令和3年厚生労働省発表)ですが「生活

「今の学校教育は意味がない」と言う大人たちが、同じ口でインプットだけをして「学んでいる」と大口を叩いている意味が、私には全くわからない。

「怒る人」 1自分の感情を抑えられなくて怒る人 2怒るのが愛情だと思い込んでいる人 3相手の成長のためあえて怒る人 前者2つはよく見かけますが、3番って年を重ねるごとに居なくなる。そもそも、滅多に怒らないのにエネルギー使って怒ってくれてた元上司。ありがたかったな。

大人は、子どもの声を聞けているだろうか?

息子が中学生になり1学期が終了しました。 発達障害という特性を持っている子の親として色々と思うことはあります。その中の一つに、学校・児相・支援機関と、たくさんの支援者たちから私に届く中で、私も含め『私たち大人は子どもの声が聞けているだろうか』と言うことです。 『立派な大人になるように』 『なるべく人に迷惑をかけないように』 そのような大人の望みを達成するよう、子どもを導いいていないかと改めて自分自身や「支援」というものを問いただすいい機会だったように思います。 例えばで

離婚を正解にしていく人生を、そして決断を

今日は、私自身が「人生で一番の決断をした」と言っても過言ではない「離婚」について書いてみようと思います。 *** 今月8月の下旬、家庭裁判所で離婚が決議され7年が経過したことになります。「もう、7年」と言う思いと「まだ、7年」と言う気持ちが混在しながら8年目に突入しようとしているところです。 「離婚を選ぶ」と言うことは、とてもネガティブな出来事ですし、子どもたちにとっては「両親が揃っている状態を奪ってしまうこと」と直結します。 それは、今でも私の心をネガティブに支配す

女性が担う「ケア」に対し、男性がどれだけ気付けているのか?

「家事、育児、介護、家庭の雑用は女性の仕事」 男性と同じだけ働きながらも、言葉にされない女性への「お金にならない労働は女性のもの」という聞こえない意識が蔓延っているように感じます。 「女性の活躍を望む」と声を大にして言ってくれる男性でさえ、同じ口で「子どもは勝手に育つ」と冗談混じりに談笑していることもあります。これは、本音と建前と言った悪気あるものでなく、自分の置かれる環境からくる無意識という名のバイアスなのでしょう。 ともなると、女性には大きな重圧がかかります。子ども

「私は普通じゃない」と言う人たちの生きづらさについて

「普通って一体なんなのだろう?」と、最近よく思います。 というのも、私の周りには「私、変わってるから」「我が家はちょっと変だから」と、ポジティブに語る人たちがたくさんいて、 「普通の枠から飛び出してみたい」 心から、そう願う私からすると、私と同じように「普通」に見えてしまう私の周りの人たちが何を以てして「普通」を定義しているのか不思議でならない。最近は、私の考える「普通」と、彼ら彼女らが云う「普通」について考え続けていました。 今日は、私なりに考えた「普通」について筆

すごい人とは、繋がっておいた方がいいのか?

モヤっとする言葉の一つに「繋がっておいた方がいいよ」というのがあります。今日は、ここを紐解いた短いコラムです。 ***** 年齢を重ねれば重ねるほど「つながり」というのは大切になってくるんだなと、身を以て感じています。けれど、「すごい人」と呼ばれる誰かと、ただ単に繋がりを持とうとするのはいかがなものでしょう。けれど、大物と繋がりたいと考える人って意外と多いんだなと、周囲の言動から感じることも多いです。 例えばですが、障害児育児をする中で「あの先生とは繋がっておいて損はな

「やりたいことが見つからない」あなたへ

個人的には、そんなことで悩む必要はないのだと思うけれど、結構悩んでる人っって多いな〜と思ったんです。 今日は、「やりたいこと」について考えてみました。 やりたいことって何?「やりたいことが分からない」って、話をよく聞くんです。わかりやすいように知人の例をあげておきましょう。彼女は私と同世代、子育ても終盤に差し掛かっています。私と生活環境が似通っているので、私に気持ちを吐露したのでしょう。 気持ちはわかります。子育てをする女性というのは、意識しなければ家族や子どものケアが

安全な場所から声を上げる。繋がりたいときに繋がり、関心を持ちたいときに持つ。繋がりたくないときは距離を取り、関心が薄れたらやめられる。 それは特権。そう呼ばれるものであることを自覚して近寄らないと「当事者」を踏みにじるケースが出てくる。そうした自己理解ってすごく大事なのだと思う