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付加価値

昨日、Tシャツが届いた。

廃校した小学校をリノベーションして、カフェやミーティングルーム、宿泊施設などに運用する活動をしている「ちょうなん西小学校」のクラウドファンディングに、参加した返礼品です。

ただTシャツを着ることが、精神的な豊かさにつながっている。

従来の寄付に比べ、理由や運用が明確化され、返礼品を選択することでハードルが下がったと思う。今回のように、日用品の返礼品などは、自分のような衣料品をほぼ買わないで生活する人間にはグッドです。

有意義なクラウドファンディングも多いし、チケットの予約販売、商品の開発の資金から商品の予約販売への一連の動きにも利用されている。

なぜ買うのか?

クラウドファンディングは、今山ほどある。もちろん達成率も雲泥の差がある。

さまざまな手法、分析が行われているが・・個人的には、なぜ私が支援したのか?という理由が大事であり、そこから支援を受けるに値する寺院のあり方や僧侶のあり方が見えてくるのではないだろうか?

支援理由

今回の支援理由は、自分が上茂原の妙光寺の代務住職者であり、長南地区に隣接していること。ローカルで近隣の活性化は、寺院にも周り回って活性化につながる。心が明るくなる。さらに、ちょうなん西小学校でビブリオバトルに参加させてもらったし、今後も伺いたい。

そして、企画者が知り合いでテンプルモーニングに参加して下さっている。

ここから見えてくるもの

個人的理由を書いてみたが、ここから見えるのは、近隣であり、活動が地道であること、寺院活性化に多少なりとも関わる可能性があることが要因だが、そもそも企画者が知り合いだったのが大きい。その人となりを知り、信用していないなら多分クラウドファンディングに課金する可能性は極めて低い。

結局、ファン的なものなんだと思う。

ご縁がないと寄付はできない。その上で、理由すなわち物語の一部に自分が関わり、それを自分がし続けたり、寺や人生に大切な部分になり得たら強い。

じつは、私にとって意味あるクラウドファンディングでも、隣の人には全く価値がないクラウドファンディングは山ほどあるし、知り得るにはご縁が必要だと思う。

結局、クラウドファンディングといっても人間の信用の問題なんだと感じます。

家族の信用は・・聞かないで(笑)

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