静寂とは

2月２０日に行なった読書会で紹介された本

静寂とは

『スマホ脳』でも書かれた、集中力が失われる原因やアップルのジョブズが子供にアップルの商品を触る時間を制限したことが述べられています。

目標を定め、時間をかけ、手と身体の感覚の大切さにする。身体感覚が満足度を生み出すというのは、仏教の調身、調息、調心にも通じるし、なんとなく『一汁一菜でよいという提案』にも通じる気がします。

静けさは贅沢をもとめ続けるひとには決して手に入らないこと。沈黙が与える宗教性などが書かれている。

静寂とは心の中にあり、外側にはない。呼吸に意識を集中したり、自分の頭の中で考えていることを紙に書き出すことで静寂を手に入れることも書かれている。

36の質問の後、黙って4分間向きあった男女の結末も面白い！

しかし、本書を読んでいるとずっと感じるのは、引き算の大切さだと思う。

静かさの豊かさを感じたいなら一読してみては？