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通信教育

佐々木閑先生のパーリ語文法講義は続いている。それを聞きながら、練習問題を行う。解答を送る。その後答案と解答が返却という。通信教育が行われている。今朝も2時から聞き、テキストを開き、練習問題の課題箇所をおそわった。仕事はあるから、合間をぬって課題に取り組みたい!

来年で五十になる身、人生の半ばをすぎ語学をやるとは、思わなかったが…今実は楽しい。

記憶力は減り、練習問題もすぐに答えが出るわけでもない。しかし、多少やる気が起きなくとも机に向かいテキストの問題と向き合う。

本当に、一歩一歩であるが、その間は、損得勘定も肩書もない。ただ一人の学生に戻る瞬間であり、そのなんにでもない時間が、なによりありがたいし、喜びだと感じる。

学びてこれを時に習う。喜ばしからずや。

という言葉は、論語の言葉だが…正にと感じる。今更ならって何に役に立つか?と言われると困るが…

パーリ仏典を多少でも読みたい、読む能力をつけたい。

若い頃に、こういう気持ちがあれば…何て思う時はありますが…それはそれとして楽しみたい!

ブッダは

学ぶことの少ない人は牛のように老いる。かれの肉は増えるがかれの知慧は増えない

と述べています。天命を知るは無理でも、自己の更新、向上は図りたいと考えている今日このごろです。

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