ポロより歴史ある打毬

大河ドラマ「光る君へ」。
藤原道長ら若者たちが
「打毬」を行った。
馬に乗って網の付いた
毬杖という棒を使い、
毬を広い投げる競技だ。

赤と白の2組に分かれ、
各4騎から10騎で争う。
それぞれの色の平毬を
毬門に入れれば得点。
規定の得点を挙げると
揚毬を入れる決勝となる。

まるでポロのような競技が
平安時代に行われていた。
これにはびっくりだった。
ポロはペルシャが起源で
インド、中国、日本に伝播。
中国ではとても盛んだった。

イギリスにはインドから
19世紀に伝わったというから、
日本のほうが遙かに歴史がある。
しかし日本ではポロクラブは
一つもないという実情。
しかし今も山形の豊烈神社、
青森八戸の長者新羅神社で
打毬に似た遊びが行われている。