丸花蜂

丸っこく小さく可愛い
マルハナバチ。
漢字で丸花蜂と書く。
小さな羽根の音が特徴、
ブンブンと聞こえ、
英語ではBUNBLE、
だからBUNBLEBEE。

黒に黄の帯が入った体。
体に毛がたくさん生えて、
「飛ぶぬいぐるみ」とも。
穏やかな性格で滅多に
人を刺すことはないそう。
あまりに可愛くてじっと
花の蜜を吸うのを見てしまう。

蜜蜂のように女王蜂がいて
働き蜂と雄蜂が一種懸命に働く。
女王蜂だけが越冬して、
翌春に単独でコロニーを形成。
子孫を増やしていく。
トマトやナスの栽培では
丸花蜂が果肉を甘くさせる。

「熊のプーさん」の蜜蜂は
丸いので丸花蜂が本当のよう。
コルサコフが作曲した
「熊蜂の飛行」も本当は
「丸花蜂の飛行」が正しい。
世界中で愛されてきた
丸花蜂を大事にしていきたい。