春菊の花

春菊といえば
鱈や鯛、河豚など
魚の鍋でいただく菜。
独特の香りと僅かな苦みで
魚の生臭さを消し、
シャキシャキした食感で
アクセントとなる。

βカロテンやビタミンCが
豊富で栄養価も高く
「食べる風邪薬」と言われる。
抗酸化作用があり動脈硬化や
癌予防に有効であり、
皮膚や健康を保ち、
ストレス耐性を強める。

葉と茎の食用しか
頭に無かった春菊も
実は花が咲くのである。
そこそこ大きな花で
花びらは白、中は黄色、
花言葉は「豊富」で
とても綺麗である。

春菊の美しい花は
食べられるのだろうか?
食べられるが苦みが強く、
あまり美味しくはなさそう。
酢味噌和えや菊味噌など
甘辛くするといいらしいが、
春菊の花は観賞するだけにして
愛でるのが良さそうだ。