高畠依子の抽象画

六本木のアートギャラリー、
ShugoArtsに行った。
高畠依子の布地を使った
絵画のような作品を見た。
テキスタイルの生地柄の
抽象画といえるかもしれない。

1m半×1mくらいの
大きな絵画風である。
福岡県に生まれて多摩美から
東京藝大大学院で絵画を学び、
10年ほど前から注目された。
42歳の油が乗ってきた作家。

キャンバス地を円柱型にし、
上から吊して回転させ、
絵の具を塗り剥がしていく。
キャンパス地を平面に置き、
ぐるぐる回して描いていく。
回転した円や線が絵になる。

こんな絵が家の壁にあったら、
そう思うけどとても大きい。
飾りたいけど飾れない。
ギャラリーからの帰りに
グランドハイアットに入ると
壁に大きな抽象画が掛かっていた。
ああ、そうかと納得した。
高畠依子の絵はホテル向きだ。