パリ五輪開会式

パリオリンピックの開会式。
各国地域の選手たちが85隻もの船に乗り、
セーヌ川を東から西へ下る催し。
史上初のスタジアム外の開会式に
30万人以上の観客がフリーで見られる
画期的革新的な素晴らしいオープニング。

あいにくの雨も選手たちは元気いっぱい。
オステリッツ橋で船に乗り込み、
エッフェル塔の足下、イエナ橋まで
船の上から手を振って観衆に応える。
国歌「ラ・マルセイエーズ」が斉唱され、
いやがうえにも競技意識が高まる。

205もの国と地域のスポーツの祭典。
1万人以上のアスリートが17日間、
32競技、329種目でメダルを競う。
日本選手団は史上最高の409人、
白いジャケットで日の丸を振る。
選手たちのはじけ飛ぶ笑顔が素晴らしい。

船を下りてトロカデロ広場に集結した
世界のスーパーアスリートたち。
メダルも大事だけど精一杯力を出し切り、
大いに自由と平等と平和を満喫して欲しい。
「参加することに意義がある」
それこそがオリンピックなのだから。