抹茶を点てる

抹茶を点てようと

突然思い立った。

いつもなら日本茶は

煎茶か番茶を飲む。

抹茶は点てるのが

面倒だと考えていた。


しかし、毎朝

珈琲を豆から挽き

ハンドドロップして

淹れているのだから

抹茶も無理なく

点てられると思えた。


抹茶は京都宇治ものがあった。

茶杓でなく小匙ひとつ2g。

湯の温度は熱すぎなく80度。

湯は三口分の60mlと少なめ。

抹茶茶碗にすべて淹れ、

茶筅でmを描くように泡立てる。


自分一人でいただく薄茶。

お手前にこだわることもない。

お茶そのものの濃い薫りと

まろやかで苦み少ない味わい。

お薄なのにまったりしていて

そのまったり感が堪らない。


意外に簡単に点てられて

癒やされ和める抹茶。

カフェイン効果もあるので

朝の目覚めに凄く良さそう。

珈琲と交互にいただこうか。

和の朝を迎えたいときに。