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本条寺京太郎 即興詩集 2020シーズン

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毎日1つ即興詩を書いている本条寺京太郎氏の2020年4月14日〜2021年4月13日までの365日すべての詩を集めた2020年シーズン詩集。本条寺氏が日々感じた心模様や音楽、絵画…
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2021年4月の記事一覧

しらふの花見

まだ3月だというのに とても暖かいので、 今は亡き庄野潤三さんの 『貝殻と海の音』を抱え…

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手紙を書く習慣

日々の穏やかな出来事を やさしくあたたかい視線で ていねいに描いている 庄野潤三さんの小…

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「離見の見」

自分の姿を客観的に見る。 世阿弥が『花鏡』の中で 説いた言葉「離見の見」は 能や芝居の演…

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蔵本でしか買えない亀口酒

気持ちよく晴れたので 青梅の梅林を見た後 小澤酒造のままごとやで 豆腐料理をいただこうと…

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貝殻に海の音

8歳のフーちゃんが 貝殻を耳に当てると 海の音が聞こえるのと、 祖母の前でやってみる。 …

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努力は報われる

東京五輪でメダルを目指していた 大型天才スイマーの池江璃花子に突然、 白血病の病魔が襲っ…

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黒板五郎が死んだ

五郎さんが死んだ。 青大将が死んだ。 田中邦衛が死んだ。 でもやはり 黒板五郎が死んだ、 その思いが強い。 さだまさしの歌声と 富良野の美しい四季、 電気も水道もない 廃屋で暮らし始める 父と息子と娘の3人。 父は黒板五郎だ。 妻の令子が子供を残し 汽車に乗って去っていった 悲しい別れの場面。 息子純が東京に旅立つとき トラックの運転手に渡した 泥のついた1万円札。 何度も泣いた「北の国から」。 どのシーンも五郎の しわくちゃの泣き顔が

『マスターズ』が始まる

絨毯のような緑のフェアウェイ 深く透き通る真っ青な空、 アゼリアやドッグウッドが咲く 天…

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志村さんの遺言

「自分の芸に自分が 厭きちゃいけないよ」 志村けんさんが生前、 ダチョウ倶楽部の面々に …

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Believe-未来を信じてる

随分前のテレビドラマ 『Dr.コトー診療所』は 小さな南の島に赴任した 医師と島の人達の交…

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「ケスキリア、ケスキリア」

「ケスキリア、ケスキリア」 パリの高級アパルトマンに暮らす 年老いた音楽家のジョルジュと…

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やったね、松山くん

今朝は午前3時半に起きました。 松山英樹選手が世界最高の大会、 マスターズで昨日の3日目に…

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「勇姿」

日本人として初めて マスターズに優勝した 松山英樹選手が テレビコマーシャルで 宣言して…

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