「離見の見」
自分の姿を客観的に見る。
世阿弥が『花鏡』の中で
説いた言葉「離見の見」は
能や芝居の演技ばかりではない。
スポーツの世界でも
自分のフォームを客観的に
離れて見ることの出来る
選手は卓越した技量を持つ。
私たち普通人の世界でも
自分を客観的に見ることができ、
自分の欠点を改めていける人は
自分を成長させることができる。
自分を磨き自己満足に陥らず
自然な話しぶりや振る舞いで
相手を納得させることができ
深く理解してもらえる。
いつでも「離見の見」でいたい。
自分をもう一人の自分が見ている。
そんな自分でありたい。