動画編集とMacの運用について

今週やったことは以下。

  • 法人向けスマホレンタルサービスについてのヒアリング

  • Macの運用、資産管理に関する相談

  • SSOの初期構築作業

  • 新基幹システムのインフラに関する打ち合わせ

  • 新基幹システムのパッケージ教育

パッケージ教育が週の半分くらい占めてるんだけどね。
パッケージ教育はWebでやってて毎回録画していて、その録画を良きように編集してアップするっていう作業を何故か押し付けられてチマチマとやってるんだけど普通こういうのってどんな感じで作業するもんなんだろう?
良きようにって言っても休憩時間とか教育が始まる前後のあれこれしてる時間とか、そういう不要部分をカットするくらいなんだけどさ。

音声のヒストグラム見つつ無音かな?ってところ見繕って実際に動画再生して確認しつつ不自然にならない程度に、あるいは休憩部分カットしたんだなって分かる程度に数秒の時間挟むようにカットして最終的にmp4に出力、みたいなやり方を会社居るときはmacbookのiMovieで、家居るときはプライベートのWindowsのデスクトップPCのDaVinci Resolve(無料版)でやってる。
動画編集ってこんな感じでやりますぜって知見のある動画投稿者さんどなたか教えてください。
あと何分あたりでこういう内容喋ってますっていう簡易的な目次もつくってるんだけどこれがめちゃくちゃめんどくさい。1.5倍速くらいで時折スキップ混ぜながら全部聞いてるけどめちゃくちゃ時間がかかる。
僕前々から思ってたんだけどこういう講義とかプレゼンみたいなリアルタイムなものを録画して後日動画として公開するみたいなときに、録画データ流しこんだら音声と画面から判断して目次作ってくれるみたいなそんなサービスってないんですかね?いやめっちゃムズイと思うけど。無いならないで作ってみたいとは思ってるんだよね。全然具体的なアルゴリズム思い浮かんでないけど。


話を戻して、今回はMacの運用について。
前にも書いたとおり弊社ではデザイナー向けに40台くらいMacを使ってるんだけど、こいつの運用方法がまったく整理されていなくてとても辛いというお話。
元々Macは各部署での自治になっていたところを面倒だって話があったり、セキュリティ面でどうなん?って話もあったりして、それなら情シスで管理しましょうって流れになったっていう経緯を踏まえて今パッと思い浮かぶ問題点しては以下のような感じ。

  • 各部署で必要なキッティング内容がバラバラ

  • というかどういう内容でキッティングすればいいか分からん
    (なので渡した後にあれこれ追加でお願いされるケースが多発)

  • キッティング自体も全部手作業で辛い

  • そもそも社内にあるMacをすべて把握できていない

  • そしてそれを誰が使っているのかすべてを把握できていない

  • OS、アプリともにの社内でバージョンがバラバラ

  • OS、アプリともにセキュリティパッチちゃんと当たってるのかも把握できてない(一番やばい)

  • 上記を円滑に、且つ確実に配布する方法がない

と言った内容をMacについて取引している企業さんにぶつけてみました。

少し前に遡ると、弊社でもJamf Pro入れるか?って話が出たことはあったんだけど、最初の環境構築兼トレーニングでまるっと2日間取られて且つ100万くらいするっていうので尻込みしちゃって、けど何もしないよりかはっていうのでとりあえずJamf Nowを入れてみたっていう経緯があります。
けどJamf Nowだと正直Macに対してはほぼ何もできないくらいの印象で、そういったことも含めて相談してみました。

その企業さんが言うには以下のような感じ。

  • Jamf Nowは所謂MDMとしての機能しか持ち合わせていない。なのでリモートロックとかリモートワイプとか、あるいはwifiみたいな簡単な設定しかできない。またインベントリとして取れる情報もそこまで細かくないので、OSのバージョンとかシリアルNoとか、本当に基本的な情報しか取れない。

  • Intuneも検討されているが、正直Intuneも所謂MDMなので込み入ったことをしようとすると中々難しい。

  • 一方でJamf ProはMac管理の側面がかなり強いので他のツールと比べる出来ることが圧倒的に多い。Jamf Proで解決できることも多い。OS,アプリのバージョン確認やセキュリティパッチの配布やダッシュボードでの配布率の確認などはまさに解決出来るポイント。

  • けど完全にゼロタッチで行けるかというとそういうわけではなさそう。例えばユーザーアカウントの作成。全員が共通のID/PASSであれば問題ないが、端末によって作るアカウント名を変えたいとなると別途データが必要になる。そういう端末によって内容を変えたい場合は完全にゼロタッチにはできない。

  • Self Serviceという社内アプリストアみたいな機能もあるので、必要なアプリはそこに登録しておいて必要に応じてユーザーが自分でインストールするという形でもいいのではないか。情シス管理者も楽になるし、ユーザーも探す手間がなくなる。

もちろんしっかりと環境構築しないと実現できないよっていうのが大前提ではあると思うけど、上記踏まえると最初はJamf Proに任せて固定のローカル管理者アカウント作って必要な設定も自動キッティングして、最後にユーザーアカウント作るところだけ自分たちでやるって運用になるのかな?

起動してwifiの設定だけして後は放置できるのであれば実際ずいぶんと楽にはなるので上記が実現できるのであればやっぱり導入もアリだなと思いつつ、ちゃんと運用できるかということと、トレーニングの日程と費用が重たいなぁと思いつつ。
大企業みたいに人だけはたくさんいるって状況なら気にしないところだろうけど、うちみたいな中小企業で情シスが運用だけでなくシステム化・システム導入・DX推進みたいなところも受け持ってるケースだと2日間まるっと時間取られるって結構きついんだよなぁ。
いやお前その2日頑張ったらその後2日どころでないリターンが返ってくるんやで??頑張りーや!って言われたら仰る通りですとしか返せない…。

ついでにポロッと愚痴言うと、「うちで使ってるフォントって何ですか??そのフォントインストールしてくれてますか??」って聞かれたことがあって、弊社は1つの会社の中でいくつかのブランドがあるんだけど、いやいやそんなん各ブランドのデザイン担当が管理するもんやろ…情シスが知ってるわけ無いやろ…って思うようなことがありました。
モリサワパスポートとかLETSみたいなサブスクサービスに関しては会社として一括で契約して、必要な端末でアクティベーションするっていうので情シスが見てあげてるけれど、あくまで契約管理っていうだけでそのサービスのなかでどのフォント使ってるかまでは把握してませんよってね…。

今週はここまで。
新基幹システムのインフラの件、本当はインフラベンダーにまるっと任せたいんだけど、まるっと任せるにしてもこっちもちゃんと知識つけないと話についていけないなって感じました。
まったく知識がないわけではないんだけど、かと言ってしっかり持ってますというわけではないからね…。ほんと、なんとなーーーくEC2ってこういうものだよねっていう程度の知識でしかないので。主にネットワーク周り、監視周りがよくわかってない。
僕はやりながら調べて身につけるタイプだけど今今AWSで構築するものもないし、トレーニングみたいな体系だったやつで勉強しなきゃかなと思ってる。

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