巨匠ミハイル・プレトニョフの指揮で、マルティン・ガルシア・ガルシア(ピアノ)×東京フィルハーモニー交響楽団_2024年1月23日
2024年1月23日は、巨匠ミハイル・プレトニョフの指揮で、マルティン・ガルシア・ガルシア(ピアノ)×東京フィルハーモニー交響楽団の演奏会に行っていました。
マルティン・ガルシア・ガルシアは、2021年にクリーヴランド国際ピアノコンクールにおいて第1位に輝いた、世界的に注目されている27歳のピアニスト。同年のショパン国際ピアノコンクールで第3位だったことも、個人的にとても印象に残っています。
というのも、2021年はコロナ禍だったこと、コンクール後の「優勝者コンサート」で尾高忠明指揮、N響のオケで聴いたブルース・リウのショパンの美しさに感激したこと、反田恭平さんと小林愛実さんの演奏に魅了されたことなど、その後の演奏体験にポジティブな影響をおよぼした年だったのです。
さて、広々とした北欧の情景に心を洗われるように聴いた、シベリウスの「組曲『カレリア』」。その余韻の中、登場したマルティン・ガルシア・ガルシアの奏でるグリーグ「ピアノ協奏曲」はなんともドラマティック。
アンコールのアルベニス「ナバーラ」も含めて、心が華やぐ演奏でした。
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