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外側から入ってくるものにCarefulになろう!

外側から入ってくるものにケアフルになろう!


ホメオパシーでは、治療の際に治っていく過程はこのように進むと考えられています。

中心から外側へ

上から下へ

命に係わる重要な器官からそうでもない器官へ

発症したときと逆の順番。最初に出た症状が最後に消える。

人間の身体でいちばん大切なのは脳です。
脳に何かあれば身体全体に影響が及びます。

次に大切なのが心臓。それから、肝臓、肺、腎臓などの内臓。そして、筋肉。それから皮膚です。

そして、病気が悪化していく過程では、この逆で外から内へと進んでいくとも考えられています。

治療していくにつれて皮膚に発疹が出たり、患者さんが前にあった症状が戻ってきたと仰ったりすると、その治療は正しい方向に進んでいるとS先生は嬉しく感じておられるようでした。

皮膚から症状が進んでいくという考え方は、ストレスを感じている人の身体症状が蕁麻疹やニキビや肌荒れ、といったことから始まると考えるとわかりやすいかもしれません。

そう考えると、私は皮膚から入ってくるものにとても注意することは病気にならないために、とても有益なことだと感じています。

経皮毒はどこから?


私は20歳頃からある産婦人科の先生のところで開催される様々な講演会やワークショップに参加する機会に恵まれました。

そこで、経皮毒の話をききました。

子宮の手術をするときに、使っているシャンプーの銘柄がわかるほど香りがする、頭皮と子宮はつながっている。子宮の細胞が突然変異するときには髪の毛になったりする、という話を聞いて本当に驚きでした。そんな風に身体がつながっているとは思いもよらなかったからです。

「髪は女の命」と言ったりするのも、そういう子宮と頭皮がつながっている感覚が昔の人にはあったからなのかもしれないなと思いました。

私は皮膚が弱く、頭皮もよく荒れていたため、それから何がいけないのか?をよくよく調べました。アトピーに悩む友人に教えてもらったりして、何が避けるべき成分なのかがわかっていきました。

調べていくなかで、洗浄力の強すぎる成分(ラウリル硫酸Na、ラウリル硫酸アンモニウムなど)、落とすために洗浄力の強い成分が必要な成分(ジメチコンなどのシリコン)、石油由来の合成界面活性剤、着色料、合成香料、などを避けていくうちに頭皮の状態も良くなりました。

同じようにスキンケアでも、石油由来の合成界面活性剤のつかわれていない、できるだけ自然由来のシンプルな処方のものを選ぶようにすると肌荒れやニキビも落ち着きました。

これも経皮毒のひとつ


私は若い時には冷え性がひどく、生理痛で寝込むこともありました。

同じその産婦人科さんで、赤ちゃんにつける紙おむつを手に巻いてしばらく過ごしてみましょう、という体験をされていました。

私は当時妊娠していなかったけれど、参加しました。その体験は酷い不快感がしました。さらに水で濡らしたものを巻くと、もっとひどく蒸れるし、肌は冷えるし、痒くなりました。

これを赤ちゃんにずっと身につけさせるの?そんなことはしたくないな、と自然に思えました。

それから、紙おむつに使われているものがなんなのかも知りました。吸収ポリマーや漂白剤です。生理用品も同じときいて、子宮の近くにつけていて大丈夫なのかしら…と思いました。

約20年前のことです。そこから、私は布ナプキンを使い始めました。

布ナプキンを洗うのは手間ですが、それまであった様々な不快感がなくなって、とても快適に過ごせるようになりました。生理痛も軽くなったように感じました。

しばらく経ったある日、友人の結婚式でドレスを着る機会に仕方なく生理用品を使いました。

すると、とても酷い生理痛になって動けないほどになりました。

生理用品から布ナプキンに変えてなんだか生理痛が軽くなったかな、という気持ちだけだったのが、久しぶりに生理用品を使っての身体の反応に本当にびっくりしました。

これまでこんな生理痛に耐えていたんだ!と思いましたし、それを引き起こしているのが何だったかも実感しました。

生理中は子宮が収縮しているのでもちろん生理痛はある程度あるものですが、何か別の要因もあるかもしれないと思った出来事でした。

現在は、吸収ポリマーや漂白剤を使っていない生理用品が出てきましたから、私はそれと布ナプキンを合わせて使っています。

生理痛が酷く痛み止めをいつも飲むような場合には、ぜひ、布ナプキンや吸収ポリマーの入っていない生理用品を試してみてください。きっと変化が感じられると思います。

徐々に感じ方に変化が


食べ物も気を付けるようになって添加物のたっぷり入ったものを美味しく感じなくなりましたが、

こうして長年肌につけるものに気を付けていると、たまに間違えて避けている成分が入った製品をつけると気持ち悪く感じたり、酷い痒みがでたりしてしまいます。

経皮毒も厳密にスキンケアからすべての化粧品まで気を付けるとなかなかいい金額がかかってしまうので、例えばたまにしか使わないアイライナーやアイブロウマスカラ、マスカラは気にしないことにしよう、など自分のなかで決めています。

お金を出せばいい商品はたくさんあるのですが…
お金と相談しながら、できる範囲で探しています。

今はたくさんのメーカーから美容効果も高く、使い心地もよく、成分も良いものが増えてきました。これもきっとたくさんの方が成分に気を付けて商品を選択してきたからこそと思います。

子どもにも布おしめ


自分に布ナプキンを使っているので、自然と子どもも布おしめで育てました。

これも、しんどい時や外出中には紙おしめを使って無理のない範囲でやりました。

ぱりっと乾いた布おしめを使うのは心地よかったですし、洗うのも思っていたよりも手間ではありませんでした。

そして何より嬉しかったのは、子どもが一度もおむつかぶれを起さなかったことでした。

私がひそかに誇りに思っているのは、生まれた子どもがほとんど「うぶせ」もでず、肌荒れを起したことがなく、おむつかぶれにもならなかったことです。こんなに肌がきれいな赤ちゃんみたことがないと何人もの人に言われてはいつも嬉しく思っていました。

長年、経皮毒に注意してきたことが活きたように感じました。

布ナプキンにも布おしめにも通じるのは、どちらもとても経済的だということです!

洗えば何度でも使えるので、切らしたらどうしようという心配もありませんでした。環境にも良いですし、ゴミの心配をしなくていいのも楽でした。

20代前半で経皮毒のお話に出逢えたのは本当に幸いでした。すんなりとホメオパシーの考え方にも納得がいきました。

実は世界の様々な自然派のスキンケアのメーカーがホメオパシーの考え方を応用しています。そんなブランドをいくつか紹介したいと思います。知っているものもきっとあるはずです!

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