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シンギュラリティ時代の教育

「育つ」というのは未来に向かっていくことなのに、先行きを見ずに必死に前進するのは無謀です。

未来のことはだれにも分からないというのは事実だけれど、全く予測がつかないかというとそうでもありません。技術の進歩は目標に向けて開発していくので、そこそこは的中します。コロナに先だちパンデミックをテーマにした映画はあったわけで、青天の霹靂ということはむしろ珍しいかもしれません。

下記の講演はソフトバンクの宣伝を差し引いても超絶おススメ。未来からの使者に仕える保護者の方にはぜひご覧いただきたい動画です。

【ロングバージョン】AIを世界一活用する企業に ソフトバンクGの孫氏が講演 (2023年10月4日)

「これはもう違うんじゃないか」と薄々感じながらとりあえず今までと同じように子供に勉強をさせている親はたくさんいます。必死になって子育てをしている親へ内政干渉はしづらいのですが、とりあえずその道が間違っていることはもう間違いないです。間違った道をぐんぐん行くと引き返すのも大変だと思うのだけれど、集団心理なのか誰も異を唱えません。今、STEAMとか、探求とか流行っていますが、既存のカリキュラムへの今までと違ったアプローチでしかなく、目指すところが同じだったりします。

この調子でいくとあと10年もすると、世界の教育制度は時代に即してすごく変化しているでしょう。正解はわからないけれど、だいたいの方向感覚は掴んで、消去法で間違っているとわかっている方にはわざわざ行かないほうがいいように思います。

ちなみに、孫さんが言っているインターネット黎明期に馬鹿にされた話は2000年ごろのこと。Cisco Systems TV Commercial Japan "Are you ready?"
日本語字幕には「ビジネスがインターネットに融合される」と翻訳されていますが、英語では「電話が無料になる」と言っていて最大顧客の電話会社を怒らせました。今、同じことがAIにも言えます。

江戸時代と令和時代ぐらいの差があと20年でやってきます。ひところ流行っていた「パラダイム・シフト」というやつです。Are you ready?