認知症 怒られ癒され 笑わされ
こんにちは!常勤ヘルパーの太田です。
私たちが日々サービスを提供する利用者様の中には
認知症の方も多くいらっしゃいます。
介護の仕事をするまでは、認知症といったら
家族のことを忘れてしまう、同じ話を何度もする、家に帰れず徘徊…というイメージでしたが
その他にも判断力の低下、怒りっぽくなる、幻視、物取られ妄想などなど、
そんな症状もあるんだ!ということが沢山あります。
難しいなと思うのは、認知症によって感情的になってる方への対応。
相手の意見を否定せず、受け入れて謝って…
とはいえ、相手の言いなりになるわけではなく
ヘルパーとして関わってる以上、してあげられないこともあるので
怒っているのをまず宥めて、こちらの話を聞いていただける環境を作る感じです。
そうして心を開いてもらって、信頼関係を築いていくのですが
そう簡単にいかないこともあります。
笑顔で話していたら「ヘラヘラ笑うな」と怒られたこともあります。笑
慣れたとはいえ、人に怒られるというのはやはり精神がすり減ります。
でも、そんな方が笑ってくれたり、優しい口調で話しかけてくれたりすると
何とも言えない嬉しい気持ちになります。
同時に「あれは病気の症状であって、私への敵意で言っているわけではないんだな」と改めて思うのです。
認知症の利用者様への対応は大変なこともあるけれど、そればかりじゃありません。
「えっ!?」という珍行動に笑わされることもしばしば。
最近は利用者様の家を出るときに
玄関で「コレしていって!」と呼び止められました。
このご時世、玄関にアルコール消毒を置いてる方も結構いらっしゃるので
それかな?と思いきや…
ハンドソープ🫴
これ手洗うやつですよ!!と笑ってしまいましたが
ご本人はよくわかっていない様子で「うんうん!どうぞ!」とゴリ押しされたので
仕方なく擦り込んで帰りました。笑
(後日再度お話しして洗面台に置かせてもらいました)
そんなこんなで今日も認知症の利用者様のもとへ…
自分もいつかなるかもしれない認知症
心がなくなる訳ではないので
理解してあげられるこちらが、冷静に穏やかに対応していかなければなりませんね。
それではまた次回!
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