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「生徒が人生をやり直せる学校」を見て

はるはるです。

皆さんはどのように過ごしていますか?

近況

最近は、24時間テレビを見たり、24日から始まったパラリンピックを見たり、イベントに参加したりしています。

生徒が人生をやり直せる学校とは?

 生徒が人生をやり直せる学校とは、24時間テレビ内で放送されたドラマです。


困った子ではなく、困っている子

 ドラマの中では、タバコを学校に持ってきていたり、バイクで登校したりと、さまざまな子どもたちが出てきます。その学校の周りの人々やその現状を知った人は、「困った子」という風に捉えると思います。
 しかし、このような行動をするということは、その裏に何かしらの背景が存在しています。
 ヤングケアラーとして兄弟を育てている子、妊娠をしている子、暴力を受けている子など、多くの問題を抱えている子どもがいます。
 果たしてこの子たちは「困った子」なのでしょうか。問題を抱えている子どもたちは「困っている子」であり、何かしらの支援や援助を必要としている子供達なのではないかということを問いかけているドラマです。

行動の背景

 子どもたちは先ほど取り上げましたが、さまざまな問題を抱えていることがあります。その時、子どもたちは誰にどのように助けを求めていいのかを知りません。そのため、気づいて欲しい、辛いということをわかってもらおうと、行動に起こすことがあります。
 その行動、アクションの仕方が周りの子どもと違うことで、大人や周りの人は、変わった子、問題のある子、困った子として認識します。
 誰に相談すべきなのか、打ち明ける場所があるのか、頼れる人はいるのか・・・。子どもたちの問題を解決するためには学校としてどのような対応をすることができる、またすべきなのかを考えて実行する姿がドラマで描かれていました。

どのように接すればいい?

 では、困っている子どもたちにどのように接すればいいのか。
 現代社会では、以前に比べ、複合的な問題を抱えている子どもたちが増えています。しかし、核家族化の影響によって、複合的問題を抱えている子供がいても、閉鎖された空間で発生していることも多く、気づくことが難しくなっています。
 そのため、学校の先生や近隣住民、家族などが異変に気づき、声をかける、見守る、相談に応じる、気にかける、環境を改善する、問題を取り除き、改善する・・・。小さなことから大きなことまで、支援の方法は色々あると思います。まずは小さなことから積み重ね、支援に繋げられるようにすることが必要にななると思いました。


ドラマを見て

 今回、24時間テレビ内で放送されたこのドラマを見て、実話をもとになっていることもあり、今まで見てきた24時間テレビ内のドラマの中で1番よく、現代社会にマッチした内容で、とても感動や共感をすることができました。子どもに着目し、学校の先生たちがどのように子どもたちに関わることが必要なのかを考えさせられるドラマでした。福祉を学んでいる身からしても、とても参考になりました。次の作品も期待したいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回もお楽しみに!!

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