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【読書】民俗学✖️推理

数少ない趣味の1つ、読書。

普段はブクログで読書記録をつけています。

こんな企画があるのですね。感想を含め文章が苦手なので、皆さんの感想文を楽しみにしたいと思います。

ブクログでは本の感想を健忘録程度に書いています。すごく短いです。

元々推理物が好きで、本格から科学捜査系やトリックを用いた物、ご近所ミステリーなど、特にこだわりなく読んでいます。

たまにブクログの本棚を見返しますが、最近の好きなジャンルが『民俗学』がベースの推理物。

以下が読んできた中でのオススメです。

①百鬼夜行(京極堂)シリーズ  京極夏彦著

 「最近」ではありませんが、恐らくこのジャンルを好きになったきっかけです。

中禅寺秋彦が「憑き物落とし」として民俗学、論理学的思考から謎を解く推理小説。第二次世界大戦、戦中・戦後の日本が舞台となっています。スピンオフシリーズも展開されていますが、本シリーズが一番読み応えあります。

②准教授・高槻彰良シリーズ  澤村御影著

 ズバリ民俗学の准教授です。ファンタジー要素もあります。あくまで事件を解決したいのではなく、怪異について調べていく中で事件を解決していきます。

最近、ドラマ化していましたね。撮り溜めてまだ見ていないのですが、見るのが楽しみです。

③バチカン奇跡調査官シリーズ  藤木稟著

 科学の天才平賀神父と語学、歴史のスペシャリスト・ロベルト神父のコンビによるバディ物の謎解きです。ロベルト神父の民俗学の知識は世界レベルです。高槻彰良シリーズと同様、奇跡調査を行う過程で事件を解決しています。天才がゴロゴロしているシリーズです。

こちらはアニメ化されました。是非続編を作ってもらいたいです。

また、同じ著者で「朱雀十五シリーズ」があります。こちらは京極堂シリーズに雰囲気が似ています。

④絶対城先輩の妖怪学講座シリーズ  峰守ひろかず著

 妖怪に関する豊富な知識を用いて、真相に迫る話です。各地の妖怪にまつわる伝承の説明量がとても多いです。

 理工学部の友人兼協力者杵松と合気道の遣い手である後輩の礼音と共に色々巻き込まれたり真相を探ったりと、性格個性の違う登場人物がよくマッチしています。

⑤「よろずのことに気をつけよ」等 川瀬七緒著

 法医昆虫学捜査官シリーズの川瀬七緒が何冊か民俗学をベースに推理小説を書いています。少ない手掛かりを民俗学の知識と閃きで解読していきます。シリーズ化してほしいです。

以上がオススメの「民俗学」の推理物です。他にもたくさんあると思うので、更に開拓していきたいです。

#読書の秋2021

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