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完璧を求めすぎていない?

最近、全く違う場面で、こう言われることがあった。

ひとつは、友人から。実は直近で別の人とひょんなことから喧嘩になってしまい、落ち込んでいたことがあった。
その友人には、私の落ち込み度を1/50ぐらいに薄めて事情を話し、「いや落ち込んでるんだよねー、けど誠実に対応したいしできることはしようと思ってて。」 となるべく前向きなトーンで話したら、その友人が一言。
「人間関係を、完璧をしようとしすぎていない?その(怒らせてしまった)人の新しい一面をどうまりちゃんが受け止めるかだと思う。もしかしたら期待しすぎていたのかもしれないし、それはそれでひとつの学びとして、無理にその人に合わせたり縛られなくていいんじゃない?」

もうひとつは、授業のフィードバックで。
とある授業で、決められたテーマで作品を作る課題が出されて、その講評があった。
初回だったこともあって、私は自分なりのテーマと、それに即してかなり考えてきて、講評のプレゼンに挑んだ。
それを見た先生が一言。
「とても興味深いけれども、完璧に設定やストーリーを固めてこなくていいんだよ。あくまでここは試行錯誤をして、発見する場所だから、まずは今までのパターンから外れて考えてみたら?」

「なるべく人には誠実に接したい。」
「課せられたことも、できる限りベストのもので挑みたい。」
私はずっとそう思い続けていろんなことに100%で向き合ってきたタイプの人間だと思う。

けれども一方でそれが足枷になっていたら?
相手以上に自分の余裕を無くしていたら?
本当はもっと自由にできるはずなのにうまく挑戦ができなくなっていたら?
無意識のうちに「こうあるべき!」に囚われていたのかもしれないし、それがいろんな面で自分も、誰かも窮屈にしてしまっているのかもしれないなと、どちらの場面でもはっとさせられていた。

もしかしたら何かを間違えた時に、今までとは違う発見が見つかるかもしれない。だから、今はたくさん試作をして、道を外しまくる時期なのかもしれない。そして、もうちょっといろんなことを柔軟に捉えて、気持ちに素直に、たまにうまく逃げながら接してもいいのかもしれないなと思い始めている。

できることをする、というスタンスが決して悪いわけではないと思うけれども、たまに普段の自分だったらしないことをちょっと試してみようかな、というのが今週の気づきでした。

(写真はキャンパス内の非常用階段。笑とってもかっこよかったので。笑)

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