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PERCHの聖月曜日 13日目

第五章 芸術鑑賞

美術鑑賞に必要な同情ある心の交通–––名人とわれわれの間の内密の黙契–––暗示の価値–––美術の価値はただそれがわれわれに語る程度による–––現今の美術に対する表面的の熱狂は真の感じに根拠をおいていない–––美術と考古学の混同–––われわれは人生の美しいものを破壊することによって美術を破壊している

––––岡倉覚三「茶の本」村岡博訳,1929(昭和4)年

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