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国を考える前に目の前の人を大切にしていますか?

神戸にて、250mくらいある旗振山山頂まで登った。ゼぇゼぇ言って、滝のような汗・・・。最近、体力の衰えを痛感した30代、どうもKenです。

久々に日記書きます。
マジでおすすめしたいゲームがあります。

これ!

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テイルズは昔「デスティニー1,2」「エターニア」なぜか飛んで「ベルセリア」とやった事はあったけど、こんなに進化します!!?と驚きを隠せなかったのと同時にめちゃ楽しかったです。「ベルセリア」なんか直近の前作で、あれもグラフィックが綺麗と感じたのに、さらに進化してやがる!と思いました。

「グラフィック」
「戦闘」
「ストーリー」
全てが良かった!楽しかった!
(戦闘はやや難しめでゲーム初心者にはキツそう。でも、難易度を「ストーリー」という簡単モードにも出来るので、ノーマルでないとダメ!とかいうプライドを持っていない人はすぐ難易度を「ストーリー」にする事をオススメします。)

「最近の日本は・・・」とか「これだから関西人は・・・」とか、
実は個人の事なのに、なぜか上記のように全体をくくって話を始めてしまう事があります。自分が幸せじゃないと思っているから、社会や他人を非難することによって自分の中に湧き上がる妬み・嫉みを発散する事が最近多い人。このゲームはそんな人にオススメです。特にストーリ―の部分でそう感じます。

<「グラフィック」の観点>

PS4やからそら綺麗でしょ?と思ったそこのあなた!!
いや、その通りです。それ言われたら・・・うん、そうなんやけど・・・。

デザインの「繊細さ」と「壮大感」を同時に感じられるゲームです。

キャラクターの装いから色使いといい、マップの景色といい、
技の演出といい、どれを見ても
「綺麗やなぁ~」って思わず言っちゃうくらい。

「デザインの原則」の観点で主人公の装いを見ると、
鎧が全体的に紺色に対し、背中の炎の剣は明るめのオレンジ。
配色に「対比」が用いられていて、
背中の剣がとてもよく映えるような配色になっています。
文字は明朝体で小さめに統一されており、大人チックな雰囲気を演出しています。(注:視力悪い方は少し読みづらいかも)

「メナンシア」という国が出てくるのですが、
そこにそびえ立つ山々や生い茂る草原はホンマに綺麗です。

メナンシア一望

ずっと見ていたいような。

そして、その首府(首都…的なもの)である「ヴィスキント」の中にある
宮殿がゴージャズ!ゲームでこんな繊細なところまでデザイン出来るんだなーと溜め息が出そうでした。
視点を変えていると、ちゃんとドアのガラスの光の反射が変わっていくところも細かいわー。


<「戦闘」の観点>

テンポ良い!カッコイイ!やっぱり綺麗!
につきます!

ボタン連打してるだけでコンボが簡単に繋がり、
自分が格闘ゲームのプロになったかのような錯覚を起こします。

敵にトドメをさす時に、仲間二人で合体技を
頻繁に出す機会があるのですが、
もう…これは「秘奥義(テイルズでの最強必殺技)」でいいんちゃうん?
って思うくらい凄まじい演出とダメージが出ます。
この合体技のカメラワークと効果音と仲間との声の掛け合いが
「惚れてまうやろー!!」って叫びたくなるくらいカッコイイです。

焔の一振り

この炎。綺麗過ぎでしょ!
これで敵をフィニッシュしちゃいます。
しかも、その技で戦闘が終わるならスローモーションになるという今までのテイルズになかった粋な演出もあります。

現実世界で家がこんな火事になってしまえば、
この世の終わりと絶望を感じてしまいそうですがw

主人公が言う「終わりだぁぁ!!」の意味が変わってしまいます。

個人的に「衝破十文字(しょうはじゅうもんじ)」という技が1番好き。


<「ストーリー」の観点>

今までのRPGゲームの中では、よくある「勧善懲悪」型。

・・・なんですが、

そこに「国」や「人種」を基軸としたストーリーを展開します。
大きく分けて「ダナ人」と「レナ人」がいて、
「ダナ」は「レナ」によって300年間、武力による支配をうけているという歴史的背景設定。「ダナ」で奴隷として働かされている記憶喪失の主人公が、「レナ人」であるヒロイン「シオン」に偶然出会うところからストーリーが進んでいきます。

これ以上はネタバレになるので言いませんが、
ストーリーの後半、「えっ?」ってなって、
色々知った時に前半部分見返すと、「ホンマやっ!(笑)」ってなる感じです。・・・何言ってるか分かりませんよね。いや、分かったら困ります。

感想としては、
「あー人間味ってこういう事やねんなー。」とか
「個人ことを全体に、全体のことを個人に向けるってこういう事か」とか
ストーリーを見ていると自然と感想がこぼれだします。

とにかく各キャラクターに名言があり、
その言葉に救われる人もきっといるかもしれないと思わされるほど
「ほんっっっまっ!良いこと言うなーーー!」
と感銘を受けてしまいます。

最近、政府批判だったり、眞子さまの結婚批判だったり…。なんかそこまで責任を感じる必要もない立場の個人が、国単位で物事を考えだす人。自分より幸せになる他人が許せなくなっている、黒く荒んだ思考になってきている人こそやってみてほしい。

「純粋に人と接するって難しいし、ムカつくし、しんどいけど、その分、愛おしいし、楽しいし、幸せなんだ。」という事を改めて感じれるストーリーです。

歴史を見ると戦争が始まるきっかけは、人の中に湧き上がる「憎しみ」や「行き過ぎた正義感」や「技術力や能力のおごりからくる支配欲」から発展する事が多いですよね。能力を持っている方々ほど、気を付けなければいけないという事でしょうか。いや、弱者も強者を目にした時に起こる「劣等感」をどう対処するかも考えないといけないかもしれません。・・・とまあ、こんな事でさえも考えさせられてしまうストーリー。
ストーリーの内容、濃い!

是非、「Tales of ARISE(テイルズオブアライズ)」を
1度手に取ってみてはいかがでしょうか。



そういえば、神戸の鉢伏山も登ったのですが、
その山頂にはレトロなゲーセン施設兼展望台がありました。
人の様々な波動の跡。
ここでも人々の歴史を感じました。



懐かしのインベーダー



お菓子UFOキャッチャー



ゾンビシューティング




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そして、エアホッケー。
凄まじい波動だ。

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