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100VのBig Fanのととのい〜ガーデンサウナ蒲田〜【サウナリーマン日記第30話】

早いものだ。

本当にそう思います。

サウナリーマン日記を立ち上げて、
約半年が経った。
すでに30個もショートエッセイを
書けるなんて思いもしませんでした。

予想より多くの方にお読みいただき、
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。

今日は都心で昼間に
所用があり、午後の昼下がりに
サウナチャンス到来。

少し足を伸ばしたくなり、
蒲田までやってきました。
雑多に賑わってました。
やってきたのは、蒲田駅。
普段あまり降りることのない駅でした。

東口から歩いて徒歩1分の
ところにそこはありました。
ガーデンサウナ蒲田です。

ロッカーに入ると、大半の鍵が
埋まっている。
フロントの前では日本酒を
はじめとする物販が充実している。

土曜日だし、仕方ないかぁ。
ある程度の混雑を覚悟しました。

受付で1,600円を払い、2階のロッカーへ。
歴史のある施設なのか年季の入った
ロッカー。

私が訪れた時間帯は年齢層も幅広く、
くっちゃべる若者も少なかった。

大浴場がとにかく広いので、
多少の私語をされても気になりません。
カランの数も多く、水風呂もマイルド
なのと含め、2つあることを確認。

身体を清め、まずはドライサウナへ。
こちらも広い。
20人近く入るのではないだろうか。
かなりの高温。
座る箇所の足元にもマットがしかれています。
熱すぎて素足で床に触れられないのだ。
5分で汗が吹き出る。

テレビもBGMもない静寂に包まれたサウナ室。
瞑想にはうってつけのサウナである。


公式ホームページより


おそらく初めてサウナに来たと思われる
若者やハットを深く被ったベテラン
サウナーまでうまく融合して
佇んでいる。

水風呂までの最短距離確保。
これがいい。
幸い独占できるタイミングが
多々あり、羽衣を守ることができました。

すぐに外気浴スペースへ。
リクライニングスペースでは
kindleで読書をしている方が。
こんな過ごし方もあるのか。

ととのった状態の読書は、
どんなにはかどるだろうか。
そんなことを考えながら、
外気浴スペースに入りました。

そして、そこには待ち構えていました。
big fanだ。
一言で言えば、巨大扇風機でしょう。

前に立ってみる。
心地よいそよ風。
いわゆる扇風機の「強」ではない。

サラサラサラサラ。
そんな風。

こんなことはいままでなかった。
オフコースの「秋の気配」が
頭の中で穏やかにループしました。

外気浴はそんなに時間を割くタイプ
ではないのですが、気がついたら
10分以上経っていました。
ぼぉーっとできるマインドフルネスな
時間がそこにはありました。

最終的に私は、6セットも
やってしまいました。
過去最高記録です。

1セット終わった時点で
大満足でしたが、
もう一つの楽しみが残っている
ことに気がつきました。

そうセルフロウリュサウナです。
ガーデンサウナ蒲田さんは、
通常のドライサウナと
セルフロウリュサウナ
のダブル体制なのです。

公式ホームページより

かつての日ハムのダルビッシュと
八木のダブルエース状態なんです。
はい、伝わる人には伝わると
信じて書いています。

セルフロウリュサウナも10人前後が
入るスペースでした。
私の入浴時間帯も落ち着いてました。

15分ごとにセルフロウリュができます。
マナーもちゃんと掲示されています。
アロマの香りがまたリラックス効果を
助長しています。

15分の砂時計が終わると、
若者がおもむろに席を立ち、

「ロウリュ、失礼します」

無言でうなづく、おじさんたち。

なんだこの謎の連帯感。
きっとトントゥさんも喜んでいたことでしょう。

公式ホームページより



なんか素敵やん。
かつての島田紳助になってしまった。

本当に3時間じゃ足りなかった。
フロントに鍵を返しに行ったとき、
「1分超過してますが、今回の料金は結構です」
ごめんなさい。
次回以降、気をつけます。
サウナーたるものお店のルールを守らねば。
恥ずかしい。
気を遣っていただきありがとうございます。

レインボー新小岩店のように、現時刻の
時計と3時間後の時計を掲示しておくと、
いいかもしれないですね。

いやぁそれにしても6セットも
できるなんて。
ととのいの境地。
家までが遠いので、帰りは
しんどかったですが
また必ず来たいのです。

そんな気持ちにさせてくれた、
ガーデンサウナ蒲田さん、
ありがとう。

最後にお知らせ


「サウナリーマン日記」は、
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マガジンです。

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