サウナは一期一会。一瞬一瞬を大事にね。【サウナリーマン日記第50話】

おかげさまでこのサウナを
テーマにしたこの日記も
50回を迎えることかできた。

サウナの魅力、施設の魅力、
そこに至る人間模様を書いてみよう。
これがはじめのきっかけ。

キャリアやビジネス書を
中心としたネタを
書き続けてきたので、
ほーりーの第3のコンテンツの柱
としてスタート。

幸いフォロワーさんも減ることなく、
予想以上の多くの読者の方
に読んでもらえて嬉しい限りである。
この場を借りて感謝を申し上げたい。

今日はどうして趣味としてサウナにここまで
コミットできるのか。
その点を考えて文章に落とし込んでみる、
50回記念である。

その点の背景を伝えると
同時に、今打ち込むことがない・
趣味がないという
人に向けて少しでも
お役立ちできる文章になっている。

ぜひ最後までお付き合いいただきたい。

いいサウナとはなにか

いいサウナ、素晴らしいサウナとはなにか。
趣味としてずっと自問自答してきた。

「ととのう」という言葉が流行りだしてから
というもの、サウナーのマナーだの
しきたりだのいろいろ出て来た。
心苦しい部分も多少はある。

ただサウナを一人で、
楽しめる趣味として自己満足を極めたい
と思ったときに見えてくるものがある。

日本サウナ学会代表理事で
医師でもある加藤容崇先生は、
この本で「いいサウナの見つけ方」
について以下のように語っている。

サウナの「前後の文脈」っていうのを意識するといいと思います。簡単に言うとサウナとそれ以外の組み合わせができるところです。
「SaunassaVol.2今こそ行きたい
極楽サウナガイド」より

「ととのう」ことを求めて、名施設のサウナを巡る。これも一つの楽しみ方で
あることは間違いない。

サウナに入るだけでは終わりではない。
何かを組み合わせることで
楽しみ方のバリエーションは
無限に広がっていく。

それは簡単に言うと、
サウナをついでにするというイメージ
だろうか。

今年のはじめ、名古屋の方面に
サウナをテーマにして旅に出かけた。
筆者は東京在住である。

名古屋のサウナに行くついでに、
そこに住んでいる友人に会う。

名古屋のサウナに行くついでに、
そこの名物をいただく。

名古屋のサウナに行くついでに、
そこの観光地を巡る。

わざわざ都内にもいっぱいある
サウナ施設を求めて、
わざわざ交通費をかけて足を運ぶ。

それだけでも十分に尊いこと。

旅先で別の新しい体験をする際に、
既に体験していること(ここで言う
ところはサウナ)を絡ませること

できれば、新しいことを始める、
経験することのハードルはグッと
下がる。

これはやってみればわかる。
そして楽しい。
人は歳をとれば、だんだん
新しいことに億劫になってくる。

既存・既知の価値観にこだわり、
今までのやり方を守ろうとする。

それでは本当につまらないただの
オッさんになってしまう。
そんな危機感があった。
今もある。

サウナを通じて新しいことにチャレンジする。
やってみる。

知らない地名を知る。

もしサウナに入ることを始めていなかったら、
知り合いにすらなっていない人と
コミュニケーションを取ることが
できるようになっていた。

そんなことが長い目で見ると、
かけがえのない財産になっていく。
その財産に気づいたときに、
「あのときのサウナ、良かったよなぁ」
とふと1人で振り返る。

それが至福の時間。
そんな気がする。

サウナは一期一会

とは言っても、サウナーとしては
サウナをメインにこれからも語らねば
ならないだろう。

サウナの種類をとっても、
ドライサウナ、スチームサウナ、テントサウナ
といったさまざまな種類があるし、
先ほどにも書いたさまざまなルールや
マナーがあるのも事実だ。

私のモットーは一期一会。
おんなじ施設であっても、
違う日、同じ日であっても
違うタイミングで入れば何かが違う。

一緒に入っている人のポジションや
人数によって温度も変化するし、
水風呂だって温度が違うことがある。

そして自分自身の体調によっても、
感じ方・捉え方は変わってくる。

そんな微差とも言える違いを
自分は楽しんでいる。
狂おしいくらいのアンテナを張っている。

仕事でも人間関係においても、
ささやかな変化に気がついて
行動できる人が「できる人」と
評価されていないだろうか。

ましてやパートナーが髪を切って
きてスタイルが変わっているのに、
それに気がつかないなんて言うようじゃ
いただけない。

時間は有限。

1日に与えられている時間は24時間
でそれはどんなにお金持ちになったって、
変わらない。

そして年齢を経れば経るほど、
その時間感覚のスピードは悲しいほど
加速する。

決して「同じ時間」は二度とやってこないのに、「同じように過ごす」だけを繰り返し
ていたら、一気に老けこんでしまう。

一期一会に楽しみを見いだす。
サウナはそう教えてくれた。
これからも二度とやってこない
瞬間、サウナを書いていきたい。

これからもよろしくお願いします。

最後にお知らせ 

50回記念のコラムでした。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

「サウナリーマン日記」は、
サウナをより身近に感じていただく
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サウナの魅力、施設の面白いポイントや、
そこで繰り広げられる人間模様を
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