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この夏、シャツ屋の俺はTシャツ屋になる

いや、シャツ屋のままだと思うが、本当にTシャツ屋になってしまうかもしれない勢いで作りまくっている。5月までにほとんど同じものが無い100着を作る予定なのだが、オーダーシャツ屋が一体何をしているのだろうか。

昨年の5月にこんなnoteを書いたのだが、多くの方に「夏はやっぱりTシャツ着るんだよね」と言われるのが悔しくて。
その悔しさをバネに、ホーローシャツが自信を持って「うちだからこそできる」と考えたこのシャツ、いやTシャツ、いやいや『シャツ屋のTシャツ』をたくさんの方に着てもらいたい。そんな単純な理由から、タイムリーに手に取ってもらえるようにコツコツ作っている。

普段、オーダーを受けてから作るスタイルでシャツを作っているが、今回は「即売可能な」ものを100着作ってずらりと並べる予定だ。

ほんの一部

シャツ屋のTシャツ博覧会

白、黒、赤、青、黄色、柄物、コットン、リネン、綿麻、、、様々な特徴を持つ生地を使った色とりどりのTシャツがずらり。そんな空間を作りたいと思っている。題して『シャツ屋のTシャツ博覧会』(5月に都内で開催予定)
100着並べばどれか1着はお気に入りのものが見つかるはず。そう信じて、色柄物など結構思い切った生地もどんどん使っていこうと考えている。

小さな見本では服の姿を想像するのが難しい生地こそ、思い切ってたくさん作ることで、今後多くの方の参考になってくれるはず。
オーダーする時の不安を少しでも小さくできる方法なのではないかと思っているのも、この企画を必ずやりとげたい理由だ。

しかし、普段オーダーを受けてから仕入れをして制作を始めるホーローシャツにとって、売上が無い状態で100着ものシャツを作るのはなかなかのチャレンジである。
わかっていながらチャレンジを始めてみると、やはり…
これは…まずいぞ。生地の仕入れと縫製士さんへの支払いでどんどんお金が出ていく(当たり前だ)。まだ折り返し地点にも来ていない現時点でこれはよろしくない。

しかしこれは絶対やり遂げたい。そこで…

みなさんにお願いがあります


もしこれを読んで『シャツ屋のTシャツ』良いな…?
と思って下さったら、「先行予約キャンペーン」に参加していただけないだろうか。

流れはこう。

通常20900〜25300円(税込)あたりが中心価格の『シャツ屋のTシャツ』を
先行特別価格、ジャスト20000円(税込)で予約していただき、こちらから「引き換えチケット(クーポンコード)」を発行する。

シャツ屋のTシャツが100着完成したところで、先行予約して下さった方に向けてオンラインで全部のTシャツを公開する。

どんな価格のものでもその「引き換えチケット」をもって購入することができる。
(オンライン決済時に、クーポンコードを入力していただくと0円で購入できる仕組みになる予定)
もちろん、『シャツ屋のTシャツ博覧会』の会場で実物を試着、確認してから購入する場合にも利用できる。
(会場でオンライストアにアクセスし、クーポンを使って決済していただく予定)

5月開催予定の『シャツ屋のTシャツ博覧会』に先駆けて、先行予約して下さった全国のみなさんに一番最初に選んでいただけるようにするのがフェアというもんだと思うので、北海道から沖縄まで『シャツ屋のTシャツ』着たい人、集合!!!

そして、万が一「これ!」というシャツ屋のTシャツがなかった場合には、お好きな生地でオーダーしていただける。制作はなるはやで行うので夏が本気を出す前にお届けできるはずだ。

『シャツ屋のTシャツ』のいいところ

さて、ここで改めてこの服のいいところをおさらいしておこうと思う。たくさんあるぞ。

①半袖というより、肘が隠れる五分袖である。このことで子供っぽくなく、落ち着いた雰囲気を作れる。

170cm Lサイズ着用 裾をボトムスの中に入れても素敵

後ろ開きの姿
前から見た時にはいわゆる普通のTシャツなのだが、詰まった首周りを実現させつつ頭を通すための「開き」が後ろにある。「ヨーク」と呼ばれる肩から背中にかけてのパーツを普段から左右2枚に分けているのだが、その構造を活かして開きを作った。
斜めにカットして生地を重ねることで、背中が覗きにくく男女ともに似合う後ろ開きになったと自負している。

173cm Lサイズ着用 僕です


布帛(織物)であること
伸びない生地を使っているからこそ身体のラインを拾いにくく、だらしなくならないので、「Tシャツ一枚はちょっと抵抗がある」方でも安心して着ていただける。
また、いわゆるTシャツのようになかなか乾かない…ということが無く、汗をかいても乾きやすく、肌離れもいいので快適に夏を過ごしてもらえると思う。

軽くて、清潔感があり、だらしなく見えにくい。

もしかしたらこれが夏の外着の最適解なのでは…!?と自画自賛してしまうほど良い仕上がりなのだが、昨年5月のnoteもお読みいただければあながち誇張でもないという風に思ってもらえるはずだ。

さて、ここまで読んで「予約」ボタンを押したくてたまらない方は、ぜひこちらのオンラインストアよりお申し込みいただければと思う。
(応援よろしくお願いします…!)

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オーダーという業態を選んだ時点で「無駄なものを作らない」が頭にありました。これまでもこれからも、ちゃんと袖を通して着倒してもらえるシャツ作りを続けていきたいと思います。