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重ね煮から陰陽をみる

今回、初日に宿泊した
一棟貸しのゲストハウスが提携していた、
重ね煮料理家の戸練ミナさんのレストラン
野々庵さんでお食事をいただきました。

重ね煮は、もう随分前に
友人たちが重ね煮調理を
習ったり、わたしが大好きなご飯をつくっている
@olinosala の香織さんも
重ね煮料理をだしてくださったりで、
名前だけは
本当によく知っていましたが、
今回 戸練さんのお食事をいただいて、

一物全体といいますか、

その物が持つエネルギーをまるっと、

そのままいただける事への
ありがたさだったり、

一口食べただけで、
とても丁寧に食材に関わられているのが、
すぐに分かりました。

野菜たちも
本当に嬉しそうなのです。

お料理は、
腕はもちろんですが
関わり方こそ
大事なことなのかも
しれません。

人間の心と一緒ですね。

重ね煮とは、
3種類以上の
お野菜を層にして
ほんの少しのお塩とお野菜からの
水分だけで蒸し煮することで、
お野菜の旨味を最大限に引き出す調理法です。

皮はできるだけむかずに、
アク抜きもせず、そのまま使う。

陰陽に基づいたお野菜の
重ね方と調理で
陰陽の調和が
うまれるのだそうです。

今回、あさりと牛蒡のスープも、、
今まで食べたことのないような旨味で
こちらも皮は剥かないですが、
ちょっぴり梅酢を入れたり別々に調理をしたり
やっぱり、手間暇が素晴らしいのです。

宿にあった
戸練さんの書籍に書いてあった
言葉がとても印象的でした。

重ね煮を考案された、
小川法慶氏はマクロビオテックの提唱者である
桜沢如一氏のもとで
食養を学ばれ
その学びから
鍋の中で陰陽調和が自然と
行われる”重ね煮”を編み出された。

小川先生が重ね煮について、

「お鍋の中に宇宙をこめた」

と言われたそうです。

自然界の万物は、
すべて陰陽の両方から成り立つ。

という世界が
重ね煮の鍋の中で
野菜によって繰り広げられていることを
意味するのだと思います。

陰に分類される野菜はビタミン類が豊富で
陽に分類される野菜はポリフェノールを含むものが多い。

陰と陽の野菜を
一緒に調理することは
さまざまな栄養を一緒に摂ることに繋がり
結果、栄養が偏ることなく、
バランスよくいただくことができるのです。

転載以上

”お鍋の中に宇宙がある”

この言葉を聞くだけで、
胸からふわーっと温かいエネルギーが
広がって、なんだか
わくわくしてきます。

わたしの施術でも、
身体の軸を中庸に、
思考も含めて
より、ニュートラルにしていきますが
まさに、
お料理でも
偏りなく、陰と陽
どちらが良い、
悪いではなく
ニュートラルにしながら
すべてを調和していく。

”ハーモニーを齎していく”

身体の中に
取り入れるものも
身体自体の軸も
心の内側も
意識も
すべては一つ。

調和=ハーモニーを奏でていくこと

これは、わたしが表現したい世界と
一致していて、本当に心に響きます。

重ね煮。
もっと、もっと知りたくなりました。

戸練さんの温かいお人柄も
本当によくて
今度は、料理教室にも
そして、また野々庵さんにも、、
訪れたい場所でした。

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