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患者さんへの説明が難しい

おはようございます、こんにちは、こんばんは、どうも多田です。

今日患者さんの家族に対して病状や方針の説明をしたときに、ふと文章を書きたくなったので投稿します。

普段使ってしまう専門用語を患者家族に理解していただくために分かりやすい言葉へ変換するときに、「ストライク」「よし1本」と言わなければいけなかった戦時中の野球審判を想起しました。適切な例えではないかもしれませんけれども。

患者さんへの伝え方には医療的な統一基準など存在していなく、僕が学生から今までにかけて見た医師の中でさえも説明の仕方は三者三様です。早く切り上げたい医師、生真面目で真摯な医師、老獪に言葉を操る医師。

僕自身は前書いた記事の通り、口頭で話す技術に自信がありません。文章に自信があるのかと言われれば「もちろん!」とも言えないのですが、言葉は自分が大切にしているものです。
この言葉を使って患者さんや家族に説明するという医療の一つの仕事を僕は大切に感じています。

けれども患者さんや家族に説明をするときにどれだけの情報を理解していただくことが可能なのか、という問題は付きまといます。いくら平易な言葉を使っても伝わっていない様な気もするし、言葉は変換している時点で厳密に同じ意味では無いですからね。
医師と患者における知識の非対称性も解決できえない問題です。僕が小説の理解について書いた記事にも通じることかもしれません。

医療者としてまだ僕はなにか結論を出せる訳でもないし、出すべきではないと思っているのですが、他の方はどう思っているのか、そう思った過程なども気になりました。

どうしたら良い説明ができるのでしょうかね?
もし良かったら皆さんの意見や考えがお聞きしたいです。医療者でも患者さんのどちらの立場からでも構いません、よかったらお願いします。

ではでは。


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