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世にも美しいベルギーの魅力♡

オランダアート旅をアップしてから、だいぶ時間が経過してしまい、、、今更ですが、ベルギー編。

新型コロナウイルスの感染拡大は日本より深刻な状況のヨーロッパ諸国。
このタイミングで旅の話題は不謹慎なのでは?と思いましたが、そう遠くない未来に世界に平和が訪れる事を願って。そして、その時に旅行したいという方がおうち時間で情報収集をするのに少しでもお役に立てたらと思います。

アムステルダムからブリュッセルまでは、列車で2時間、バスで3時間くらいです。アムステルダムのバス乗り場は中央駅ではなく、Sloterdijk(スローテルダイク)駅からの出発。スローテルダイク駅は中央駅から一駅で急行も止まり便利。ホテルもアムステルダムの中心地は高いし、治安も心配なので、一駅隣のスローテルダイクを選ぶのがいいかなと思います。スキポール空港へも一本です。

バス停がホテル近くにあり、ブリュッセルまではバスが安くて楽チンと思いきや、降車場からブリュッセルのホテルまでは結局、電車移動するので電車のほうが良かったかもしれません💧

ブリュッセルでの宿泊はホテルメトロポール。
5つ星ホテルですが、星の数は国によって基準が異なるので日本人の感覚からすると、3つ星くらいかな?と思います。

重厚感があって素敵で快適に過ごせました。
駅の目の前、グランプラスへも徒歩10分の好立地でブリュッセルを起点にベルギーに滞在するならとってもおすすめです。

いざ、世界一美しい庭『グランプラス』へ

ホテル到着後すぐ、世界一美しい庭と名高いグランプラスへ

道中、可愛いチョコレートのお店の誘惑が多い!
さすが、ベルギー🇧🇪

到着早々、GODIVA本店限定のチョコがけイチゴ。
苺は日本が一番と思っていたけれど、恐れ入りました!こんなにも甘くてジューシーで香り豊かな苺はヨーロッパにも存在するのですね。
これは、絶対に食べるべきです🍓🍫

そして、これがグランプラスのパノラマ撮影!
ため息が出るほど美し!


グランプラスに広場には様々な建物がありますが、一番好きだったのは、こちらの『王の家』
期間限定でベルエポックのポスターが貼られていました。

ここの一階にはブリューゲルの『結婚式の行列』が展示されているそうです。建物の外観に目を奪われ、見なかった事が悔やまれますが、再来時の楽しみに取っておきます!

ディナーの時間まで周辺をお散歩。
ここの素敵なアーケードでは、自宅のインテリアにマッチしたフォトフレーム を大量購入。

ベルギー土産のつもりで買ったのに、日本に戻って箱を見たらmade in Italyと書いてありました。あるあるですね(。・ω・。)

さて、夜も更けてグランプラスへもう一度行ってみると…
別世界!この景色を見て、また絶対にベルギーへ来よう!と誓いました。
この世のものとは思えぬ程に美しいです。

ディナーは人気店『LEON』
この日からムール貝チャレンジがスタート!

ムール貝が好き過ぎて、永遠に食べれるな。と思っているけど、永遠に食べるチャンスもないので、この機会にと、連日ムール貝ばかり注文してディナーを楽しみました!
奥は定番のワイン蒸し、手前はムール貝のフリットです。

ベルギーワッフル食べ比べ

たらふくムール貝を食べた翌朝はグランプラス近くのカフェでベルギーワッフル🧇🇧🇪

ワッフルが2種類あることを初めて知りました。
ブリュッセルワッフル(奥)のベースは甘くないので、クリームやフルーツとともに。
リエージュワッフル(手前)は甘めなので、シンプルにスペキュロス味。

私はブリュッセルワッフルに何も乗せずにスペキュロスクリームを塗るのが一番好きかもな🤔

2世紀分くらいタイムスリップしたか?おとぎの国『ブルージュ』

オランダもベルギーも電車の中には新聞が置かれていて、数独が1ページ必ずあります。
この日に初めて数独のルールを知ったのですが、すっかりハマり毎日数独を解くのが日課に🎲

ブルージュ駅はとっても近代的ですが、ここから15分も歩けば、おとぎの国に迷い込みます。

白鳥が池に憩う、長閑な風景🦢

煉瓦造りの家が立ち並ぶ、水の都を目の前に2世紀分くらいタイムスリップした気分に。
Tシャツにサンダルのカジュアルな格好でいる現代人がこの景色に不釣り合い過ぎて笑えます。自分も含め。

移動手段だって船か馬のどちらかしかないんだから、本当にもう、別世界。

この水路を船で渡って移動します。

ブルージュには、ダイヤモンド博物館💎がありました。ダイヤモンドはアントワープでしょ?って思っていたら、ベルギーの高い研磨技術はブルージュ発祥で、その後アントワープに拠点が移ったそう。

ここでは、ダイヤの基礎知識や研磨方法を学びました。講師のお姉さんは英語・フランス語・スペイン語が話せて、この日は英語とフランス語の両方で講義をしてくれました。

講義と言ってもクイズあり、デモンストレーションありの楽しい内容なので、セミナーの時間に合わせて訪問するのがおすすめです!
クイズの答えはほぼ分かったのに手を挙げられない典型的な日本人な私。やっぱり恥ずかしいです…

この日もブリュッセルに戻ったらまたまたグランプラスへ。朝晩1回ずつのグランプラスはマストです。

確か、この日のディナーもビストロでムール貝を食べた様な…

ルーベンスの街『アントワープ』

翌日はアントワープへ
アントワープ中央駅はなんと言っても駅舎が素晴らしい!この駅に降り立った瞬間からテンション上がります。

アントワープに来た目的はルーベンス!
フランダースの犬のネロとパトラッシュが見た聖母大聖堂のルーベンスの絵を見るためにやって来ました。

教会の中は想像よりもとっても広く、荘厳な雰囲気が漂い、じんわり温かい気に包まれています。

教会外には眠るネロとパトラッシュの像

こちらルーベンス像

こちらはルーベンスの家
宮廷画家として、成功し、何人も弟子や助手を抱えていただけあって立派なお宅でした。

アントワープは他にあまり観光する場もないので、早目にブリュッセルへに戻りました。

アントワープで電車待ちの時間は駅の中にあるこちらのカフェへ

内装が美しいので、ここでお茶をする時間も加味して電車に乗る時間を計算しておくのがオススメです。

ここでは、ブリュッセルワッフルを超シンプルに。

こんなにも素敵なレストランなのに、店内に鳩が入って来ても誰も気に留めない様子🕊
動物全般が苦手な私はいつでも逃げられる準備をしながら警戒してワッフルを頬張り、緊張感のあるカフェタイム💦

鳩が入店してしまう事はよくある事なのでしょうかね(゚∀゚)

マグリッド、ブリューゲル、そして、ここでもか、ルーベンス

ブリュッセルに戻り、こちらはマグリッド美術館。
マグリッドは実は苦手で、積極的には見てこなかったアーティストですが、纏めて作品を見てみると何を考えているのか分からない人のメッセージを読み取るゲームみたいな感覚に完全ハマりました。

マグリッド美術館の中では写真を撮らなかったので、外観のみ↓

続いて、王立美術館。
マグリッド美術館の隣です。
ブリューゲルやルーベンスなどフランドル絵画を堪能出来ます。
とにかく広いので、時間に余裕を持って行かないと全館回る事は出来ません。

ブリューゲルといえば、バレルの塔が最も有名ですが、こちらに所蔵されている作品は一般市民の生活を描いたものが多いです。教訓的な描写もあり、面白くてずっと見ていられます。
何かに似てるなーと思ったら[ウォーリーを探せ]に似てますね。

また、ブリューゲルは少し厄介で、親子で同じ名前。
しかも、子が親の作品を模写しているので、どっちが描いたのか全く分かりません💦
たぶん、この2枚はどちらも息子作。

父との作品を見分けるポイントは雪の積もり方の違いくらいだったような…

ブリューゲルに見入っていたらあっという間に閉館時間30分前!

ルーベンスを見ずに帰る訳にはいかない!と探し回るもこの広い館内からルーベンスを見つけるのは至難の技。
しかも人がすごく少ないので、周りに聞く人もいない!
ピンチ!というタイミングで警備員さんに遭遇して、ルーベンスの場所を教えて貰えました。
(ルーベンスを目的に行くならば、展示場所の確認と鑑賞の時間配分にお気をつけください)

この部屋にはいくつかルーベンスの絵があり、他のアーティストの作品も並べられていますが、作者名を見なくてもどの絵がルーベンスなのか一目で分かる圧倒的な存在感に言葉を失います。

閉館ギリギリまでこの部屋でルーベンスを堪能しました⭐︎

この旅、最後のディナーもやはり、ムール貝!
白ワイン蒸し、クリームソースの2種類をバケツいっぱいに♡幸せ過ぎる♪( ´θ`)ノ

この日も最後に
おやすみグランプラス💤

さよなら、グランプラス

最終日
おはようグランプラス🙌🏻

毎日朝晩通い詰めたグランプラスがこれが見納めと思うと本当に悲しい…
ありがとう、グランプラス

最終日の朝は日本でも人気のル・パン・コティディアンブリュッセル本店へ。
本店なのに空いている…15〜6人キャパ程度の小さなお店。

オーガニックだし、スプレッド使いたい放題のサービスが大好きなお店❤️(ヘーゼルナッツクリーム食べるためにパンを食べてるんじゃないかってくらい好き)

でもそれは日本でも食べられるので、オーダーしたのは、シンプルなサーモンとサラダのプレートです。

これがベルギーでの最後の食事でした🍽

これだけ食べ物ばかりアップしておいて今更ですが、旅に出る前日に普段食べないアイスを食べてしまい、お腹を壊すという事態に🍨😰

オランダ、ベルギー滞在の1週間、胃痛と消化不良でげっそり😱
食べては薬、また薬を飲んで食べるというような生活でした。
でも、どこでも手に入るオーガニック食材と豊かな芸術・文化の数々に癒され、帰る頃にはすこぶる健康で肌がピカピカ、髪がツヤツヤになってた!

こころのビタミンって本当にあるんですね。
心も胃袋も満たされるオランダ・ベルギーのアート旅、本当におすすめです。

新型コロナウイルスが終息したら、ぜひまた訪れたい!
平和な日々が早く戻るよう、良識ある行動と今出来る事を積み重ね、暮らして行こうと思います。

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