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『Spiceful Co. 』を起業した日

少しご無沙汰しています。久しぶりの投稿となってしまいましたが、今日はこのnoteを読んでくださっている皆さんに、大切なお知らせがあります。

私、樋口実沙は2024年7月29日(月)に合同会社Spiceful Co.(スパイスフルコー)を設立し、社会起業家となりました。

というと、さも起業家精神に満ちた印象を持たれるかもしれませんが、実を言うと、自分が起業をすることになるとは、スパイスのリサーチを決意するまで夢にも思っていませんでした(笑)

ライフミッションとして漠然と、スパイスを通じて世界をつなぐ役割を担いたいと考えていましたが「自分だからこそできる」または「自分が成すべき」事業のイメージはゼロだったのです。

でも実際に、インド、インドネシア、スリランカ、ベトナムといったスパイスの産地をフィールドワークするにつれ、このnoteでも記した素晴らしい生産者の方々に最高の体験をいただき、

「生産者の声や産地のストーリー、そして彼らのスパイスの魅力を、鮮度高く届けたい!」

と一念発起し、起業するに至りました。

出資者(有限責任社員)には、パートナーの室橋裕和さんを迎えました。生産者の声や産地のストーリーを届けるにあたり、彼の専門である編集者、記者としてのアドバイスももらいながら、邁進していきます。

『Spiceful Co. 』という社名に込めた想い

社名にある『Spiceful(スパイスフル)』は造語です。「-ful」は「~に満ちている」というニュアンスの接尾辞なので、直訳すると『スパイスに満ちた』という意味にあたります。

このSpicefulと言う造語に企業としてのバリューを込めて、その構成要素をBeautiful、Powerful、Playful、Grateful、Colorfulという形容詞に当てはめました。

『Spiceful Co. 』のエレメント

そしてCo.はCompanyの略ですが、その語源となった「ともにパンを食べる仲間」という意味を込めています。従来の会社の枠にとらわれず、様々な組織や個人の方と共創しながら、事業を広げていきたいという想いを込めました。つまり『Spiceful Co. 』は、スパイスに満ちた共同体ということです。

そんな事業としてのパーパスは、

「あなたが選ぶスパイスから、今よりちょっとすてきな未来を創る」

という、少し謙虚なワードにしました。スタートアップとしては野心に欠けるのでは?というご指摘もあるかもしれません(笑)でも、料理におけるスパイスの存在が、主役ではなく食材を引き立てる脇役であるように、『Spiceful Co. 』が存在することで、少しでも未来に美しい風景を残せたり、食卓に彩を与えることができたら、という想いを込めました。

『Spiceful Co. 』の事業の柱

起業を決めてからというもの、カレー界隈、サステナ界隈でご活躍の錚々たる方々にアドバイスをいただき、事業構想を重ねに重ねて、以下の3つの事業が相乗効果を持ちながら発展するビジネスモデルの構築を目指すことにしました。

①Consulting ー スパイスを使った商品開発コンサルティングとサステナビリティ研修
②Contents ー サステナブルなスパイスを探究する旅や体験などのコンテンツの提供
③Platform ー 未来に良いスパイスを育むプラットフォーム

ここでいう「サステナブルなスパイス」は、オーガニック、フェアトレードなど、認証の有無に関わらず環境の改善や農家の支援に繋がるスパイスを指します。

元はと言えば、③が起業のきっかけであり一番実現したい事業でした。しかし、たいへん頭のキレる有識者の皆さまのアドバイスで、「企業や飲食店という影響力のあるステークホルダーにおいて、サステナブルなスパイスのニーズをもっと開拓した方がいい」という助言をいただき、NGOでの経験を生かしたコンサルティングや研修を取り入れることにしました。実際に、既にいくつかの企業からお声がけいただき、走りはじめています。

より詳しい取り組みについてはまた改めてご報告させていただきますが、このnoteを読んでくださっている皆さんにも、ぜひ様々な形で『Spiceful Co. 』に関わっていただけたら嬉しいです。

ぜひ一緒に、スパイスからイノベーションを生み出しましょう!

💚『Spiceful Co. 』のインスタグラムをはじめました💚
事業に関心を持ってくださった方は、ぜひフォローしていただけると嬉しいです↓↓↓
https://www.instagram.com/spicefulco/



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